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TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
【 TFCC損傷とは 】
手首の小指側にあるTFCCと呼ばれる靱帯と線維軟骨の複合体が損傷する怪我です(手首の小指側の腱鞘炎もTFCC損傷という場合もある)。
典型的には手をついて転倒し、強い捻じれと背屈(手の甲を反ること)が強制されて怪我をすることが多いですが、野球のバッティング、ゴルフスイング、テニスやバトミントンといったラケット競技などのスポーツ動作でも発症することが多いです。
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近年は、中・高校生のスポーツをしている選手にTFCC損傷を発症しているケースが多いといわれています。
これは、手をついての転倒よりも、スポーツ障害のことが多いそうです。
スポーツ障害の場合、手を捻る動作の反復外力で起こります。
1.TFCC(三角線維軟骨複合体)の構造
TFCC(三角線維軟骨複合体)は、三角線維軟骨(TFC)、橈尺靭帯(三角靭帯)、尺側側副靭帯などで構成され、ハンモック様の構造となっています。
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2.バレーボールでのTFCC損傷のメカニズム
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