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(本)自分を変えるノート術

みなさんはノート、使ってますか?
最近、スタバに行ってコーヒーを飲んでいたら、正面に座った女子高生2人組がipadとapple pencilを使って勉強をし始め、「ついにこんな時代が来たか」としじみじ思ってしまいました。
自分が学生の時は教科書・ノート、場合によっては辞書までカバンに入れ、筋トレのような状態で登下校したもので、それに体操着や給食着、果ては図画工作で作った作品なんて加わった日にはもはや雑技団のような状態でした。
羨ましい限り・・・笑

実は自分もiPad proとapple pencilは所有しておるのですが、紙のノートとペンはいまだに併用、というか筆記関係の作業はそちらがメインです。
なんか、昭和感丸出しですが紙に書く感覚なりが好きで手放せないんですよね。

自分は文房具好きな部分があり、それに引きずられてノート術なり手帳術の本があると、結構手にとってしまうタイプ。本書も、Amazonでサーフィンをしていたら評判が良さげだったので読んでみました。
主張もシンプルですし、サクッと読めます。

筆者の主張は
・ノートとペンだけ持って、一人合宿に行こう
・一人合宿とは、頭の中の気になることをノートに書きまくる作業だよ
・難しいルールはないよ、箇条書きで書きまくろう
という至ってシンプルなもの。
おすすめのノートの紹介だったり、一人合宿の計画の立て方などの仔細も書かれていますが、全て上の3つのポイントの補足です。

自分も1時間程度、カフェにこもってトライしてみました。
・仕事で気になっていること
・今後、やりたいこと
・悩み、解決したいこと 等々
デジタルデバイスに気をみ出されることなく、延々と白いノートに向かいながら、頭の中で思考をぐるぐる回らせたり、思い出そうとしたりをし続ける。
端末で仕事をするのが常識的になってきた現代、実行してみると心地よい疲労感があります。
脳のメモリを解放する、なんて表現もありますが、まさにその通りという感覚です。なぜかわからないけど、スッキリしてるし何かに集中しやすくなっている、そんな感覚が得られます。
エクスプレッシブライティング、ジャーナリングなど、書く行為は瞑想的な側面もあるようですが、通底するのは頭の中の可視化と書く行為による集中、かも知れません。

この1週間、DaiGoさんの本の影響もあり、エクスプレッシブライティングを継続しています。始める前は10分も書き続けるなんて面倒だな・・・という思いがありましたが、実際着手すると、スラスラと手が動き、あっという間です。
気分もスッキリする、よく寝れるというおまけ(というか主目的)もついてきます。科学的に効果も証明されているので、落ち込みやすい人や不安症な人は試してみることをおすすめします。

ちなみに、自分の使っているノートは鉄板のキャンパスノート、ペンはjet stream0.5mmです。jet streamの筆圧を加えなくてもサラサラかけるのがなんとも気持ちがいい。色々と高級なペンに浮気をしたりもしましたが、今のところ、jet stream 4色 0.5mmに勝るものなし、です。
書類のチェックも論文を読む時も、ノートに書く時も。
まさに、相棒です。
ありがとう、三菱鉛筆さん。


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