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営業で笑いを武器に!ユーモアを駆使して成約率を上げる方法



「笑い」は万国共通の魔法

人は誰でも笑うのが大好きです。笑いは、気分が落ち込んでいる時でさえ、私たちを明るい気持ちにしてくれます。営業の現場でユーモアを効果的に活用すれば、商談の成約率を大きく向上させることも可能です。営業担当者と接したことがある方なら、多くの場合、彼らが素晴らしいユーモアのセンスを持っていることに気づくでしょう。

私の父の営業スタイル

私の父は、長年営業の仕事をしていました。ある日、妹が学校を休んだ日に、父は妹を仕事に連れて行ったそうです。妹はまだ10代になったばかりの頃でした。帰宅した妹は母に、「お父さんは一日中、冗談を言って紙に何かを書き付けているだけだった」と話しました。これは家族の間で、パーティーなどでよく語られる笑い話になっています。

ユーモアは仕事を楽しむ秘訣

父は、ユーモアを駆使して仕事を活気づけ、楽しむ方法を知っていました。お客様も父のユーモアを喜んでくれ、それが成約にもつながっていたのです。ユーモアは、お客様との距離を縮める素晴らしいツールです。それは新規のお客様だけでなく、既存のお客様に対しても有効です。もし既存のお客様が何かで気分を悪くしている時でも、営業担当者が気の利いたジョークを言えば、お客様の気持ちを和らげることができるでしょう。

ユーモアを使う際の注意点

ユーモアは効果的ですが、常に上品さを心がけることが重要です。誰もがあなたと同じことを面白いと感じるわけではありません。特にお客様と親しくなるまでは、誰でも楽しめるような、G指定レベルのユーモアに留めておきましょう。もし、お客様の気分を害するようなユーモアを使ってしまえば、成約を逃す可能性もあります。これでは、ユーモアを使う意味がありません。

政治や宗教の話題は避ける

特にジョークを言う際には、政治や宗教といった話題は避けるようにしましょう。お客様や見込み客の中には、これらのテーマについてあなたとは全く異なる意見を持っている人がいるかもしれません。彼らは優位な立場にあり、あなたの会話が物議を醸すような展開になれば、簡単にあなたを拒絶することができます。あなたにとってはユーモラスなつもりだったとしても、必ずしもそう受け取られるとは限りません。

オンラインでのユーモアは慎重に

また、オンラインでユーモアを使う場合と、対面で使う場合では、大きな違いがあることを覚えておきましょう。オンラインで文章を書くとき、相手はあなたの表情やボディランゲージを見ることができません。確かに、チャットでよく使う略語や絵文字はありますが、対面でのコミュニケーションとは明らかに異なります。オンラインでは、相手の気分をさらに害する可能性が高く、また、あなたの書いたユーモアはデジタル上に記録として残ります。このことが後々、あなたを悩ませる種となることもあり、できる限り避けたいものです。もしオンラインでユーモアを使わざるを得ない場合は、どのようなユーモアを使うか、より一層慎重になる必要があります。

まとめ:ユーモアを効果的に使って、営業を成功させよう!

ユーモアは、営業活動において強力な武器となります。しかし、使い方を間違えると、逆効果になる可能性もあります。この記事で紹介した注意点を守り、お客様に喜んでもらえるようなユーモアを使いこなせるようになれば、あなたの営業成績は飛躍的に向上するでしょう。ぜひ、ユーモアを上手に活用して、営業の現場をさらに楽しく、そして成功に導いてください。


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