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自分語り 日記

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#詩人

夜 2019.07.03

夜 2019.07.03

大切なものが形になる前に
夜が僕を眠らせようとするので
それに抗ってみるのだけれど
「足りない僕」は
なにひとつ形に出来ないまま
明日へと蹴飛ばされていくのです
意識のない時に書いた詩が画面の中にあったあの頃のように
狂っていなきゃ書けないなら
もう一度狂いたいとさえ思う
どうせ
上手に生きる なんて
僕にはできないのだから

恥をかく覚悟

恥をかく覚悟

明日の夜オープンマイクで歌いますと宣言してしまった
(オープンマイクというのは参加費を払えば誰でも自由に歌うことができるというもの)

最近わざと自分を、恥をかく方へ追い込む癖がついたようだ

「ステージの上で裸になる覚悟がないなら表現者なんてやめちまえ」

と、ある人に言われた言葉がずっと心に突き刺さっている
僕はずっとその言葉に真っ直ぐに見据えられ
試され続けてきたように思う

ステージの上で

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他人からああだこうだ言われたことをいちいち気にしてる自分が大嫌いだ
他人は僕の事など分かりもしないで色々好き勝手言うものだから別にそれはいい
そこじゃなくて、己がそれを真に受けていちいち傷ついたりするのが許せん
自分で決めた自分の人生を好きに生きる事を躊躇するんじゃねえって話

先日、僕は暗い文章書いてるからこそ笑えるようになったって話を書いたのだけど、やっぱ、人がたくさん笑って元気出ましたとか言ってるの見ると、暗いのなんか書いたって意味ないじゃねえかって、哀しくなってきたりして、何回目だよこういうこと考えんの…成長しねえな己は!ってな感じです(苦笑)

根暗な僕が笑えるようになった理由

根暗な僕が笑えるようになった理由

暗い感情を表現する事を
世の中の大半の人は良しとしない
そう感じる時
いつも明るく元気にポジティブでいる事を強制されているみたいで
息苦しくなる
明るく振舞わなければ と自分に強いる時ほど
笑える事など何もなかった
辛さを押し殺して作り笑顔するたび
自分が少しずつ死んでいく気がした

いつも笑顔でいる人は素敵だし
それだけで周囲を明るくする
それは素晴らしい事だ
僕だってそれくらい分かっている

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自分語り 音楽と言葉の力

自分語り 音楽と言葉の力

2019年5月の中旬に、このnoteを始める前まで、5年くらい詩作を休止していた。

5年前もほんの数編書いただけで、文筆活動を精力的にやっていたのは9年も前の話だ。
休止というよりも明らかなスランプだった。

それも、深い、深い、スランプだ。

生活に精一杯だったとか、体調を崩したとか、理由は色々あるが、それらの問題が落ち着いて、やろうと思えば出来る状況になっても、僕は書きあぐねていた。

枯井

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