疲れる前に休む。「無活」のおすすめ。
真のメンタルの強さは、「熱い心」ではなく、
何があっても、「揺れない心」。
感情に支配されない、常に平常心と冷静さを保てる、人間にどうすればなれるのか。
自分を俯瞰でみる力、客観的に見る力をどうすれば、養うことができるのか。
大切なのは、1日10分でもいい、あえて「何も考えない時間をつくる」こと。
一定の作業に没頭することで、考えにとらわれない心の状況をつくります。
私は、これを積極的「無活」とよんでいます。
ただひたすらに
目の前の行動に打ち込む
無活で大事なのは、仕事のことはもちろん、お金に関すること、人間関係のこと、健康に対する不安のことも一時的に完全にシャットアウトすること。
ポイントは、その時間だけは、他のことを一切考えないこと。
ただひたすらに目の前の行動に打ち込むこと。
ひたすら打ち込むことで、目の前のことだけに向き合い、瞑想で得られるような「無」の状態に心をもっていくよう努めます。
近所を散歩、ランニング、水泳、筋トレ、子供やペットと遊ぶ、瞑想、サウナ、お風呂、プラモデルづくり、趣味に没頭する等。
日本伝統の武道や芸道は、禅の流れをくんでいるものが多いから、経験者は心を無にして「あるがまま」状態にもっていくのは得意なのではないでしょうか。
マイ無活探し
無活を実践する最も手っ取り早い方法は、瞑想とヨガです。
アメリカではGAFA企業が社内に瞑想スタジオを設けているのは、有名な話しですよね。
マインドフルネス瞑想の出現に伴い、すっかり瞑想はメインストリームになっています。
皮肉なことに東洋で生まれた心の癒し術の一つである瞑想やヨガは、欧米にわたってメジャー化しました。
私も、青山にあるトゥルーネイチャーとういマインドフルネス瞑想スタジオで100時間の瞑想修行をしました。
しかし、体を動かすのが好きな私は、湘南で5キロのマラソンスイミングに挑戦した際、泳ぎ始めて間もなく何も考えず、「ただ泳いでいる」心の状態、瞑想と同じような状態にあることに気づきました。
以来、マイ無活は、ジムでの有酸素運動がメインになっています。
トレッドミルでランニングやプールでのスイミング。
ランニングだと30分、水泳だと1、2キロがルーティーンになっています。
運動は体を鍛えると同時に無活にもなれるので、まさに、一石二鳥です。
積極的「無活」の時間を定期的につくることで、客観的に自分の感情をとらえる力を養うことができます。
ランニング、散歩、ヨガや瞑想、何であれ、
自分にあった無活を探してみませんか…
無活で、感情に支配されない「揺れない心」を手に入れる。
継続は、力なり
無活で、大切なのは、「たまにやる」のではなく、毎日コツコツと継続的にやることです。
心のバランスを保つために積極的に自分の日常に無活を取り入れることをお勧めします。
ディリー無活で、疲れる前に休む習慣を。
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