異質な感覚
先日、職場に出勤途中に何となく身体になにか異質なものが入りこんだ感覚になった。昨夜、家人が風邪っぽいとつぶやいていたので、風邪が移ったのかもしれないし、インフルエンザが蔓延している時期なので、今朝の電車の隣の方のごぼごぼという咳が影響したかもと瞬間的に色々な意識が生まれてきた。
何となく身体がだるくなり、頬が火照る感じがあった。
在宅であればすぐに横になって休むことができるのだがなと思いながら職場に着いた。
職服に着替えながら、体調がおかしくなれば同僚と予定していた打合せだけでもすまして帰宅させてもらおうと思いつつも仕事をはじめた。
在宅と異なり職場は他者の存在があるので、適度な緊張感が生まれ、交感神経が優位となる。私の慢性化している脹脛の湿疹も交感神経優位の状態では痒みはなくなる。
仕事に意識を向けることでエネルギーも入ってくる感じで、お昼どきには食欲も生まれてきて、だんだんと異質な感覚が抜けていった。
以前もちょっと身体がだるいという状態でもいざ仕事をはじめると元気になるというのも、交感神経優位の状態で、エネルギーが入っていったことが関連しているのだろう。
私は次男ほど繊細ではないが、やはり長時間電車にのると、まわりからの影響を受けてかなり疲労してしまう。
疲労するとてきめんに脹脛が赤くなるので、私においては1つのバロメータであるかなとも思う。
脹脛の痒みがはじまったのが3年前だった。
一時期シェディングを疑ったが、夏場は落ち着くのと、在宅時でも副交感神経優位になると生じるのでシェディングとは違うかなと思っていた。
診断時にOリングテストを補助的に活用されているかかりつけのアレルギー内科の先生によると、花粉、PM2.5、黄砂、酸化防止剤が反応しているということだった。
数年前はワインをかなり飲んで、ワインに含まれる酸化防止剤がかなりアレルギー反応を呈していると言われたことがあり、ワインはあまり飲まないようにはしていた。
先生によるとドライフルーツ等には表示はないが酸化防止剤が含まれている
場合が多いということであった。
いずれにしても上記のアレルギー誘発物質だけではなく、加齢や遺伝的に皮膚が弱いこと、精神的なストレスや環境からの異質なもの等複数の要素が影響しているように受け止めている。
これからは環境からの異質なものともうまく付き合っていくしかない。
北風や守衛に会釈して駅へ