緊張しないようにするにはどうすればいいですか?
★緊張するということは、あなたがゾーンに入っている証拠ですよ!★
この記事は生徒のみなさん、親御さんに見てほしい記事です。
緊張について、生徒や親御さんから
「試験で緊張しないようにするにはどうすればいいですか?」
とよく聞かれます。
特に、模試直前や本番直前にこの相談が多いです。
緊張によって試験中、
・頭が真っ白になって、自分の実力が発揮出来ない
・手が震えて、問題がまともに考えられない
という言葉を生徒から聞きますが、みなさんもそういう経験があるのではないでしょうか?
試験以外にも、部活や仕事でもあると思います。
本当なら緊張しないで、リラックスした状態で臨むのが理想ですが、
緊張しない人はいない、と言っても過言ではありません。
ですので、緊張とうまく向き合う必要があります。
しかし、向き合う上で問題なのは、緊張そのものに対して
"悪い印象"を持っている
ことです。
だから、緊張しているときに、緊張しないようにと意識を向けて、緊張を取り除こうとすると
思いますが、余計に緊張してきませんか?
言ってしまえば、苦しい状態の自分に対して、さらに苦しめている状態にしてしまっています。
例えるなら、息苦しいのに、自分の首を絞めて、より息苦しくしてしまっているような。
では、緊張に対してどのように向き合っていくのか。
ここで、とある人物の言葉を引用します。
一人で暗いトンネルの中を歩いていて、
だいぶ後ろにいる足音がクリアに聞こえる状況を想像してみなさい。
緊張は五感を研ぎ澄ますのに役立っているのよ。あなたは緊張状態にある。
それは五感が研ぎ澄まされている証拠。
これは車いすテニスで、パラリンピックの金メダリストであり、年間グランドスラムを5回も達成した最強プレーヤー
国枝慎吾選手のメンタルコーチのアン・クインの言葉です。
世界最強の車いすテニスプレーヤーである国枝選手も、
緊張との向き合い方に苦しんだそうです。
しかし、このアン・クインさんの言葉から、
緊張に対してポジティブに捉えられるようになったと言います。
模試や受験本番で例えるなら、
緊張状態にあることで"マークミス"や"計算ミス"や"問題の見逃し"
のような些細なミスに気づきやすくなるのです。
つまり、
緊張状態にあることは、言ってしまえば"ゾーン"に入っているので、問題を解くには非常にいい状態
なんですよ!!
だから緊張したとしても、「よしよし、緊張しているな!」と
ポジティブに捉えてください。
そうすれば、自分の実力を試験でしっかり発揮することが出来ますよ!
いい緊張状態で試験に挑みましょう。
大学受験メンタルアドバイザー わっち