「*言の葉Days365*」11/19
月氷る一家静もる人間かな
森八七菜
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「月氷る(つきこおる)」
冬の澄んだ空に浮かぶ
氷るような冷たい月
「静もる(しずもる)」
静けさが深まる
「人間」
(じんかん)(ひとま)(ひとあい)
「じんかん」と読めば
人が住む所・世間・世の中の意味
(仏教用語)
「ひとま」と読めば
人のいない時の意味
「ひとあい」と読めば
人づきあいの意味
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本日の俳句では「ひとま」と詠んでいる
「ひとま」という言の葉の中に
「ひと時」と「ひとりの時」と
「一つの部屋」と
それぞれの時を詠みました
早朝の散歩道にある
一軒のお家の前を通ると
柔軟剤の良い香りがしてきて
とても心地が良く
こちらのご家庭は
夜のうちにお洗濯を終え
夜干し派なのだなぁと…
夜干し派の私としては
親近感の湧く思いがして
詠んでみました
早朝に香る柔軟剤
朝散歩の
(あさんぽ=私流の呼び方)
「ひとま」に
小さな幸せの香りです
小春日和から一転して
風も強くなり
冷えてまいりました
どうぞお風邪など
お召しになりませんように
冬隣 素敵な1日を…☘
深謝
☪️ 参考資料 ☪️
「美人の日本語」
山下景子著
写真
早朝自宅から見上げた空
(月の左下に小さく木星?)
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