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隣の芝生の青さを気にするより自分の芝生を可愛がる #23



- 幸せというのは今この瞬間に感じること。-

それしかないような気もすると
最近あらためて思いました。


𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃


幸せになるにはとにかく
「今」この瞬間、幸せになることが
大切だなと思います。
幸せ=「今幸せで"ある"こと」という
表現のほうがしっくりくるかもしれません。

これは様々なところで
言われていることではあるけど、
それが結構、簡単そうで
難しかったりもするものです。

「今幸せになる」というのは、
「今も恵まれてるんだから、さらに欲を出すな」
「今で十分だからそれ以上望んだり
贅沢を言ってはいけない」
ということではありません。

今を心で、全身で、
めいっぱい味わい切れておらず、いつも
過去や未来に意識が向いてしまっている時が、
「今幸せになる」というのが
なかなか出来ていない状態かなと思います。


何かを望むことがいけないのではなくて、
その時その時で、その現状だからこその幸せを
しっかりと味わっていかないと
どこまでいってもまだ見ぬ先を目指してしまう。

心ここにあらずと言うように、
意識が先に先に行って、
結局「今この瞬間」を味わえず、
いつもどこかにある幸せを
追い求め続けることになってしまいます。

この意識の向き方だと、
仮に夢が叶って望む状況になってたとしても
また別の悩みが生まれ、
そしてまたそこからさらなる望みを
追い求めては、永遠にどこかにある幸せを
枯渇したように欲してしまう。

これは「不足」に目を向けていると
起こりやすい現象だと思います。


どんなに望む状況になっても、
どんなに「幸せ」な状況であっても、
無いものねだりというのは
湧いてくることがあります。

考えようによっては「向上心」ということにも
なるかと思いますが、
無いものはねだろうと思えば
いくらでもねだれてしまう
のです。
今度はああなりたい、今度はこうしたい、
今度はあれがほしい…etc

隣の芝生は青い。
しかし、これというのは言い出せば
キリがありません。
見方によってはどんなところも
青く見える部分は
誰にだってあるからです。

いくら隣の芝生が青く見えようが、
自分の芝生に集中すること。
自分の芝生を愛でること。



だから、まずは今の自分、
今の状況、今の日常に幸せを
感じるのが大切です。

他に夢があってもいい、
希望があっても
展望があってもいい。

それはそれとして、
今にもしっかりと目を向けて、たっぷり味わう。
何も望むなということではなく
今は今を目一杯楽しむということが
大切かなと思いました。

仮に生活の中で少し
気になることがあったとして、

「あれが足りない」
「ここが足りない」

という視点でいると、いつも無いものに
意識が向いていることとなり、
すでに享受している幸せを十分に
受け取り切れてなかったりします。
(*もちろん、こういった視点は
不足を認識することによって
より良いやり方を模索していけたり、
さらに状況が改善されたりすることもあるので
一概に悪いことという訳ではありません。)



しかし、幸せを感じるという観点で言えば、

「それでも今だってこの部分が幸せ」
「こういう所は良いなぁ、恵まれてるなぁ」

そこにフォーカスする。
たとえ何か望まないことがあろうとも、
どんなことでもいいので
どんな小さなことでもとにかく今の
良いところに意識を集中させる。

そうするとさらにさらに
幸せの充実度が上がるのだと思いました。


幸せを受け取る感性、
意識、器を日々育てていきたいと
思った今日この頃です。

あなたの心が日々
幸せでありますよう。

お読みいただきありがとうございました。

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