日本映画の中に登場する「お祭り」を随時まとめていきます。 日本人にとっては身近すぎてあまり振り返ることもない、ふとしたシーンの場面で使われる「お祭り」の扱われ方から、無意識の中に持っている「お祭り」とは一体なんだろうか、というものが見えてきたら良いなと思います。 いつ、誰にとって、どんなシチュエーションで、どんな感情や営みのなかで、どんな場の装置として、お祭りは効果を発揮しているのだろうか。 それを言葉や写真で表すのではなく、映像で表すことは、説得感が大きい。 映画の中だ
お祭り研究をされていた女性が調査中にセクハラにあったとツイートを見かけ、自分も思いあたる節があるので書きとめてみます。 各地の祭りを女一人でお邪魔していて。 祭りの非日常感に浮かれているのか、よそから来た女性がセクハラにあう例は割とあるような気がする。 (紳士的な祭りもたくさんあるけど、ときたま遭遇する。) 私もふとした瞬間に尻を触られたり、民泊させてもらった寝床で横につこうとしたら「一緒に寝よう」と言われたことがある。もちろんお断りをした。 思いがけない急な事態にびっく
2020年の9月から美学校で大谷能生さんの「歌というフィクション」という講義を受けてきました。 明治から令和までの日本のポップスを整理して紐解いて、どうやって歌が作られてきているのか、歌というものは何なのかということを考えていくという内容でした。私もこの講義をきっかけに、歌についてあれこれと考えるきっかけになりました。 講義の中で、「歌」という行為は「言語活動」と「音楽活動」とが混ざっている曖昧な状態であると。 そしてその「言語活動」には、「自己表出(自己アピール)」と「
なかなかリアルイベントを企画できなくなった2020年でしたが、そんな中でもぼちぼちイベント企画活動をしていたまとめを備忘録として書いておきます。 春になってもコロナがままならぬ。踊りたい、歌いたい。 早くあちこち飛び出していきたい。色んな人に会いにいきたい。 ◎2019年に企画したイベントのまとめはこちら。 ①連句×盆踊り「つくって、うたって、おどる」~新しい盆踊り唄をつくるワークショップ~2020.2.2 @高円寺パンディット まだコロナの影響がなく平和な時であった。
唐突すぎてなんなんだと思われるかもしれないが、こんな話題をしてみる。 知り合いに勧誘されたこともないし、自分でもやったことはないが、かつて某ネットワークビジネスさんの制作のお仕事に関わらせて頂いたことがある。 お仕事を担当させて頂いてから、そういう世界があることを知った。 あとから振り返って見ても特殊な業界だったと思うし、毎回こちらの価値観を覆されるような様々な経験をさせて頂いた。関係がなくなって年数も経っているのと、記憶があるうちに記録できればと、自分で思うところを(潰され
2018年に美学校で岸野雄一さんの「イベントプロデュース講座」を受講していたのもあり、2019年は初心者ながらにもせっせとイベントを企画していました。 イベントプロデュース講座を受講した理由は、盆踊りの魅力をイベントで伝えたいと思っていたからです。岸野さんは中野のDAIBONで盆踊りにも取り組まれているので、とても勉強になりました。 企画したイベントはひとりで全部を担当したものもありますが、仲間たちと役割を分担して企画していたのもほとんどです。動けるひとが多いととても助かっ
お祭りが好きで各地あちこちに狂ったように行っている。 山奥の小さな集落の小さな祭りで 高齢化しながらも人びとの熱い思いを感じると 胸に込み上げてくるものがある。 お祭りを保存するのって、 文書でも写真でも動画でも、ましてやVRでもなくて 人間の体が記憶装置となって 他の人に熱を繋げていると思う。 祭りは実は全国的に高齢化が進んでいて お祭り団体の中の人たちは、70〜80代のひとがぎりぎり引っ張って保っている印象。 いつもそこにあるものと思っていたらなくなってしまう風景