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なぜ「#ユニ募」は「ニュージェネ」の『裏返し』に思えるのか、考えてみた。

「アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)」というゲームでは、各アイドルが「キュート」「クール」「パッション」の3属性に分類されています。

・「キュート」は赤色で、「花」のマークです。
・「クール」は青色で、「ダイヤモンド」のマークです。
・「パッション」はオレンジ色で、「太陽」のマークです。
見出し画像の「ニュージェネレーションズ」の3人のカードを見てもらうと分かりやすいと思います。

『なぜこのアイドルは「キュート」なんだろ?何か法則性でもあるのかな』
『芯のしっかりした女性が「クール」なのだろうか』
『そもそも「パッション」って何なんだ?』
と思っていたところ、noteに興味深い記事を見つけました。

素晴らしい考察と整理がされていて、各属性の意味合いについては「たくちゅな」さんの見解に私も賛同します。

ただ、7人の新アイドルのうち、「辻野あかり」「砂塚あきら」「夢見りあむ」の3人について、少し考察を付け加えたいと思ったので、私見を文章にしてみようと思います。

①  辻野あかり
「辻野あかり」は「キュート」属性です。なぜ「キュート」なのかは、「たくちゅな」さんが書いているとおりだと思います。

メイン属性は「キュート」ですが、「辻野あかり」はサブ属性に「パッション」があると思います。

彼女はりんご農家の娘ですが、隙があれば「山形りんご」の宣伝をしていて、多くの人に「山形りんご」を食べてもらいたいという想いがあります。
この「山形りんご」の押しつけ感に「パッション」の要素があると、私は考えます。

②  砂塚あきら
「砂塚あきら」は「クール」属性です。なぜ「クール」なのかは、「たくちゅな」さんが書いているとおりだと思います。

メイン属性は「クール」ですが、「砂塚あきら」はサブ属性に「キュート」があると思います。

彼女はインフルエンサーですが、「流行」を生み出す人ではなく、「流行」を追う人です。「流行」に流される人ではなく、「イイネ」と自分で判断した「流行」を取り入れる人です。「流行」自体は彼女の外にあり、変化するものです。
この「流行」を自然体で取り入れていく姿に「キュート」の要素があると、私は考えます。

③  夢見りあむ
「夢見りあむ」は「パッション」属性です。なぜ「パッション」なのかについて、「たくちゅな」さんが書いていることに一つ付け加えたいです。
「りあむ」は『アイドルのファンはかくあるべし』という「こだわり」を持っており、それを他のファンにも押しつける「厄介オタク」です。
この「こだわり」は、「デレマス」という多様なアイドルが登場している世界に反しかねない言動です。
アイドルとファンは「合わせ鏡」(ファンはアイドルを映す鏡)であり、ファンの在り方を固定することは、アイドルの在り方を固定することになりかねません。
そのためか、「りあむ」は「デレマス」の世界でよく「炎上」しています。

メイン属性は「パッション」ですが、「夢見りあむ」はサブ属性に「クール」があると思います。

彼女はザコメンタルですが、常に自己評価が低く「めっちゃやむ」がクチグセです。
この「自己肯定感の低さ」という生き方のブレなさに「クール」の要素があると、私は考えます。

ザコメンタルには「ほめて、ほめて」というパッション性も当然あると思います。
もっとも、「他人は他人、自分は自分」というクールの思考に働く場面が多いと、私は捉えています。
ザコメンタルでも「メンヘラ」ではないので、キュート要素はないと思います。


以上をまとめると、
・「辻野あかり」は「パッション」要素もある「キュート」アイドル
・「砂塚あきら」は「キュート」要素もある「クール」アイドル
・「夢見りあむ」は「クール」要素もある「パッション」アイドル

ではないかというのが、私の見解です。

そして、ここからが本題になりますが、
「あかり」「あきら」「りあむ」の3人で構成するユニット「#ユニット名募集中」は、「ニュージェネレーションズ」の『裏返し』になっている
と私は考えます。

「ニュージェネレーションズ」は「島村卯月」「渋谷凛」「本田未央」の3人で構成するユニットです。
この3人のアイドルは、「デレマス」というゲームの顔です。
なぜなら、「キュート」「クール」「パッション」という3属性(3通りの生き方)の象徴的存在だからです。

・「島村卯月」は「キュート」全振りのアイドル
・「渋谷凛」は「クール」全振りのアイドル
・「本田未央」は「パッション」全振りのアイドル

と私は考えます。

「たくちゅな」さんのnoteには、「卯月」「凛」「未央」の3人の「こだわり」が書かれていません。
「ニュージェネ」の3人の「こだわり」は共通して『アイドルとしての自分』だと、私は考えています。この点からしても、デレマスの顔に相応しいと思います(アニメでも主役でした)。

「卯月」と「あかり」は同じ「キュート」アイドルですが、「あかり」は「パッション」の要素も持っているため異質感があります。
同様に「凛」と「あきら」、「未央」と「りあむ」についても、サブ属性がもたらす異質感があります。
ただ、この異質感は、「#ユニット名募集中」が「ニュージェネレーションズ」の『裏返し』であることの本質ではないと思います。

同じ属性ではなく、持っていない属性にこそ『裏返し』の本質があると考えます。


つまり、
・「辻野あかり」は「クール」の属性がないため「渋谷凛」のようなアイドルにはなれない

・「砂塚あきら」は「パッション」の属性がないため「本田未央」のようなアイドルにはなれない

・「夢見りあむ」は「キュート」の属性がないため「島村卯月」のようなアイドルにはなれない


そのため、
「あかり」「あきら」「りあむ」からなる「#ユニット名募集中」は、「卯月」「凛」「未央」からなる「ニュージェネレーションズ」の『裏返し』になっている
と私は考えています。

何となくではありますが、「あかり」は「凛」の後を、「あきら」は「未央」の後を、「りあむ」は「卯月」の後を追うような気がします。
一例を挙げると、声優未発表ながら「あかり」は予告なくTVCMでボイスを初披露しました。それは「凛」がやって以来だれもしなかったことでした。

偶然か必然か、意図したものか無作為か、私には分かりません。ただ、もしかしたら「宿命」的なものを神様が用意しているのかもしれないと思っています。

一方で、「ニュージェネ」とは違った「#ユニ募」の未来を必ず見られると、私は確信しています。

『アイドルになりませんか』とスカウトされた時に、「アイドル」と言われてイメージしたのが、
・「あかり」は「渋谷凛」のようなアイドル
・「あきら」は「本田未央」のようなアイドル
・「りあむ」は「島村卯月」のようなアイドル
だったのかもしれません。

そのため、「あかり」「あきら」「りあむ」の3人は共通して『自分はアイドルらしいアイドルにはなれない』と思っているのかもしれません。
特に初めの頃は『アイドルとしての自分』への「こだわり」が無いように見えます(そもそもアイドルへの「憧れ」があったのは「りあむ」だけですが、「りあむ」もドルオタの自分がアイドルになるなんて夢にも思っていませんでした)。

しかし、「#ユニ募」の3人は必ず「アイドル」として「夢」を見せてくれると、私は信じています。

デレマスのコミュやデレポ等での言動を通じて、より考察を深めていく必要があると思っていますが、私が現時点で何となく考えていることを文章にしてみました。

いつもどおりの駄文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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