本当にあった「武蔵溝ノロ」の怖い話
※本記事は特定の地域を中傷するものではありません！
こんにちは、コーチング編集者の上大岡ハジメです。
普段は「伝える」「書くこと」ことをテーマに書いているので、もしかしたら「まさかのオカルト？？」と思われたかもしれません。
安心してください。普段の記事からそんなに離れたテーマではありません。
実は、この間気づいた誤植についての話なんです……
ところでみなさん、武蔵溝ノロ駅ってご存知でしょうか？
神奈川県川崎市にあるJR南武線の駅ですね。僕は昔、一度だけ降りたことがあります。
実は東急田園都市線の溝の口駅と隣接していて、名前は違えど完全な乗換駅となっています。
田園都市線が都心→郊外に向かう「放射状」の輸送を担っているのに対し、南武線は川崎市内を縦貫しています。その2路線が交じっているので、ターミナルとしても重要な役割を担っています。
正直なところ、溝の口駅のほうが武蔵溝ノロ駅よりメジャーかもしれません。僕自身、溝の口駅の隣に武蔵溝ノロ駅があると知ったのは、だいぶ後のことでした。
そして、今回担当した記事にこの「武蔵溝ノロ駅」が登場したのですが……。
さて、ここまでの記事の中に実は深刻な誤植があるのですが、お気づきになったでしょうか。
え…と思った方は、もう一度よーーく読み返してみてください。
ヒントは、どうして僕がここまで、2つの駅名を連呼しているかということです。
シンキングタイム！
というわけで正解は……
「武蔵溝ノロ」の「ロ」が、カタカナの「ロ」だったということです！！
そんなんどうでもよくない？と思った方、ちょっとお待ちください！！
武蔵溝ノロ
溝の口
よく見比べてください。違いますよね？
noteのゴシック体だとサイズが違う程度ですが、フォントによってはだいぶ違います。たとえば明朝系のフォントだとこんな感じ。
漢字の「口」は左右の縦棒が垂直なのに対して、カタカナの「ロ」は下に向かって内側にしぼんでいるように見えますね。
つまり、（当然のことですが）見た目は似ていても、完全に違う文字なのです。
めっちゃ細かいことを言っているようですが、特に書くことを仕事にしている私たちはよく注意しないといけないことと思います。
ある程度まっとうな仕事をしているメディアなどであれば、こうした誤りは極力避けたいと考えているはずです。
したがって納品者としても、同様に注意を怠ってはならないのです。
こういう誤植を防ぐ最も有効な対策は、こういう誤植のケースがあるということを知っておくということです。
自分で校正をするときに、こういう罠があるかもしれないと知っておけば、気をつけるポイントとして押さえて校正をすることができるからです。
もちろんカタカナの「ロ」または漢字の「口」が出るたびに精査するというのは大変ですが、知っておくだけで違和感を覚える確率が高まります。
実際、僕もこのミスに気づいたとき、最初は「なんとなく言語化できない違和感」を覚えたのでした。
まさか「ロ」と「口」が混同しているとは夢にも思わず、なにかフォントが変わってしまっているとか、文字の大きさ「Q数」が違うのかな？と思いました。
それで、他の部分にある「口（くち）」と見比べた結果、どうもこれは「口（くち）」ではない。もしかして「ロ（ろ）！？」となったのでした。
というわけで、読者のみなさんには同じ轍を踏ませまいということで、今日は誤植のケーススタディをお送りさせていただきました！
編集者として心がけている校正のポイントはいずれ書きたいと思っています！
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この記事を書いたひと
上大岡ハジメ
年間200本以上の企業案件記事を手がける広報専門の編集者。noteでは「伝えたい！を応援する」をミッションに、書くことや伝えることを発信。2ヶ月で収益化に成功。いまはコーチング編集者として文章添削もしています。プライベートほぼ子供に全振りな2児の父です。
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