お酒とエイジングケアのいい関係とは?!
昔から、「酒は百薬の長」といわれている反面、過度のアルコール摂取が健康を害することもよく知られています。
しかし、お酒の成分には、健康や美肌にとってうれしい作用があるものもあるのです。
美肌になるのはどのお酒?
1)赤ワイン
お肌にいいお酒といえば、まず思い浮かぶのが赤ワインではないでしょうか。
赤ワインには、アントシアニンやタンニン、カテキンやレスベラトロールなど、多くのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには、体内で発生する活性酸素を抑えてくれる抗酸化作用があるため、お肌の老化を防いだり、免疫力を高めてくれるのです。
2)白ワイン
発酵過程で、皮や種を取り除いてしまうため、赤ワインよりは少ないものの、白ワインにもポリフェノールが含まれています。
また、白ワインには乳酸をはじめとする有機酸が含まれ、腸内環境を改善したり、カルシウムの吸収をサポートする働きもあります。
肌荒れを防ぎ、お肌のキメを整えてくれます。
白ワインも適量ならエイジングケアの味方ですね。
3)ビール
ビールの原料ホップには、ポリフェノールの1種であるフラボノイドが含まれています。
植物の色素成分フラボノイドには、体やお肌の老化を防ぐ抗酸化作用をはじめ、生活習慣病のリスク低下など、さまざまな健康効果が期待されています。
また、発酵に必要なビール酵母は必須アミノ酸をバランスよく含み、そのほか美肌に欠かせないビタミンB群や葉酸、パントテン酸、カリウムなども豊富に含まれています。
これらにはお肌を守り、質のよいお肌をつくり出すというはたらきがあります。
4)日本酒
日本酒にも、注目したいエイジングケア効果があります。
まず、原料に含まれるコウジ酸には、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制するはたらきのほか、保湿効果もあります。
また、他のアルコール飲料に比べ、日本酒を飲んだ後の体温は2度ほど高くなるのも特徴で、血液循環がよくなり、お肌のすみずみにまで血液中の栄養素が行き渡ります。
ぜひ、自分自身の適量を守り、エイジングケア効果が期待できる飲み方を工夫してみてくださいね⭐️