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【スポーツの上達を早める方法】初心者から3年以内にレギュラー入りするには

 今スポーツに熱中している方、もしくはお子さんが新しく運動部に入った親御さん、あるいは好奇心でこの記事を開いてくれた方へ。
 私は高校生の時新しいスポーツを始め、レギュラーを獲得した経験がある。なんのスポーツをやっていたかは私の身分がバレてしまう可能性があるため明かせないが、普通は幼少期から始めるスポーツだったとだけは言える。
 前置きはこの辺にして、早速本題に入ろう。

第一歩:コーチ・監督の言うことを聞かなくて良い状況を作る!


 少々不思議に思われたかもしれないし、私の事を失礼で生意気な奴だと思ったかもしれない(実際その通りではある)。
 だが、この環境を作れるか否かが大きな差を生むのだ。理由を述べよう。

 中学校、高校の一般的な運動部の顧問というのは、一流の選手だったこともなければ、コーチングをしっかり学んだ者でもないのが99.9%だ。だから、彼らの言う事を真に受けてしまっては成長は望めない。これがまず受け入れるべき悲しい現実だ。
 もし強豪校に入ったとしても、本当に良い監督に巡り合える確率は著しく低い。これが日本スポーツの現状だ。
 私は大学時代、全日本に毎年出ている様な部活に入っていた。そこでは、未だに根性論を押し付ける吐いて捨てるような練習方法が蔓延していた。髪形がチャラついているから丸坊主にしろと言われた部員も少なくない。
 しかもこの話は何十年も前ではなく、ここ5年以内の出来事だ。

 まず、基本を100回、200回と繰り返す。個別のアドバイスは無し。次に実戦練習。これも個別のアドバイスは無し。栄養摂取についても教えられない。休養の大切さについてももちろん教えない。選手に暴言を吐くetc.

 読者諸君、私は自分と同じ苦しみを誰にも味わってほしくない。特に、これからの未来がある子供達には。
 だからまず、一人で練習できるタイプのスポーツを選び、顧問が顔を出さないような、緩い部活に参加することをお勧めする。例を挙げるならば、陸上競技、パワーリフティング、ボディビルなどが妥当だろう。
 他にもあるし、色々工夫の仕方もあるが、それは後に述べさせていただく。

第二歩:体質に合ったスポーツを見極めろ!


 私は、遺伝子で全てが決まるという考え方を嫌っている。しかし、陸上短距離、幅跳びなどの瞬発系スポーツでは、残念ながらどの遺伝子を持っているかで決まる部分がとても大きい。
 向き不向きを左右する遺伝子で有名なのがACTN3だ。これをもっていない人間は100m走でトップ選手になることが、ほぼ出来ない。そのかわり、エネルギーの回復が速いという長所がある。どんな遺伝子も一長一短なので落ち込む必要はないが、向き不向きの壁は現実にある。遺伝子検査キットはネットで購入可能なので、お勧めしたい。
 ここで忠告だ。「インターネットのあやふやな情報を信じるな!」ということだ。私の記事も信じてはならない事になるが、それでも、しっかりと論文や書籍を読まず偏見や嘘にまみれた情報を信じ、子供に悪影響を与えるくらいならそれでいい。
 決して、適当な情報を子供に植え付けてはならない。誰かの将来をドブに捨てることになるので、肝に銘じて頂きたい!



 

第三歩:スポーツで頭を使う事の大切さを知れ!

 仮にあなたか、あなたのお子さんがバスケットボールを始めたとする。初めて自分のボールをドリブルする感触は何にも代えがたいものだろう。さぁ、ぶっ倒れるまでドリブルとシュートの練習だ!

 こうなったら、レギュラー入りは絶望的だ。

 まず、あるスポーツにおける優先順位の高い動作を見極めることが大事だ。そのスポーツで世界一の団体の映像をYouTubeで検索しよう。
 バスケットボールならなんだろうか?そう、NBAだ。
 まず目に飛び込んでくるのは、10分×4セットのシャトルランをしている姿だ。このスタミナが必要なことはすぐに分かるし、ジャンプも、短距離ダッシュも重要だ。単純なパワーだって見て取れる。
 これらの「必要な要素」を確認した上で、「戦略的に上達する」ことが大事だ。
 スタミナがいるからただ河原を10キロ走るのではなく、体育館で時間を計って走る。これの方が競技に必要な能力に近い。
 パワーがいるから100回腕立て伏せをするよりは、クラッププッシュアップ(腕立て伏せでジャンプするようなトレーニング)を限界まで行う方が筋肉がつくし、瞬発力も養える。
 そう、頭を正しく使えば、必要な能力をいち早くつけることができるのだ。当たり前な事だが、残念ながらこれが分かっている日本人が少なすぎる。(だから私は他人より早く上達できたのだが…)

 今回はこれまでにしておこう。次の記事では、私が体験したもっと細かい要素について語っていきたい。
 ここまで読んでくれてどうもありがとう。この他の記事も暇を潰せるくらいの読み物にはなっているはずだ。

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