僕たちが、ヘルスリテラシーとナッジを学ぶワケ
こんにちは。バックテックです。
この度、6月24日から3週連続でオンラインセミナーを開催することになりました。
このオンラインセミナー「バックテックeセミナー」は2回目の開催です。
前回は2023年11月に開催し、約3000名が参加した大好評のイベントとなりました。
第2回目のテーマは、「行動変容の科学」です!
今回も前回同様、医療職のための、医療だけでなく予防や産業分野に活かすための学びをテーマにしています。
なぜ「行動変容の科学」なのか?
医療や予防に関わると、必ずと言っていいほど直面する課題が「行動に移してもらえない」ではないでしょうか?
運動してもらいたい、薬をちゃんと服用してほしい、食事をちゃんと摂ってもらうにはどうしたらいいか、などなど
専門職が対象者と関わる際には、自己管理や自立した生活へのマネジメントを目指しますが、なかなかどうしてそんなにうまくいかないのが難しさであり、面白さかもしれません。
そこに関わってくるのが「ヘルスリテラシー」です。
ヘルスリテラシーが高い状態は、情報を入手し、理解し、活用する能力が高いとされ、さまざまな資源を活用できる状態と言っていいかもしれません。
このヘルスリテラシーを高める工夫や、評価する力を養いと考える医療職はますます増えてきています。私もそんな一人でした。
その際に出会ったのがこちらの書籍でした。
このヘルスリテラシーの書籍は、オレンジ本と続編のミドリ本が発刊されており、手に取った時の衝撃は今でも覚えています。
とても実践的で、これこそサイエンスだと思いました!
医療や予防に関わる身として、目から鱗とはこのことでした。
実は今回登壇してくださる3名の先生はこちらで執筆されています!
自身の今までの経験とこのセミナーの時間が合わさることで、科学的な反応が起きるそう感じ「行動変容の科学」と名づけました。
産業分野におけるヘルスリテラシーとナッジ、そしてヘルスコミュニケーション
私たちは産業分野で働く人をサポートする仕事をしています。
働く人たちは日々忙しく、「わかってはいるけど、できない」ことが多いことが特徴の一つだと考えています。
そんな方々の健康を支えるためには、やはりヘルスリテラシーが欠かせません。
また、この「わかっていはいるけど、できない」状態を深く理解し、そっと背中を押す関わりや仕組みも欠かせません。
そこで重要な概念が「ナッジ」です。
行動経済学など医療以外の要素も多分に含み、多様な観点から人の行動を考えていけるという点で、医療職が学ぶべきものと言えます。
ナッジという言葉自体には、人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする、そんな意味合いがあります。このセミナーが皆さんにとって日々の臨床の手助けになれたら幸いです。
また、医療職に欠かせないコミュニケーションスキルとして、「ヘルスコミュニケーション」があります。
こちらもマスコミュニケーションから、仕組み化まで様々な観点を含む概念ですが、医療職としてやはり1対1のコミュニケーションスキルを高めたいものです。
これらを網羅的に学ぶセミナーを開催することになりました。
予防や産業分野で活躍する医療職の学びの機会を作ることは、働く人の健康を支える手段の一つだと考えています。
なので、無料開催にしています。
ぜひ、ご参加ください!
お申込:https://forms.gle/nb3GLfY3XXXQBKj68
詳しい内容はこちらに記載しております!
皆様のご参加お待ちしております😊!