限りなくインドカレーに近いカレーが乗ったダルバートを食べたよ@大久保 ミラン
小さなことは
気にしない
大久保近辺のネパール料理屋さんは
ほぼ行きつくしてしまいましたが
一軒行こうと思って行ってなかった
お店があったのを思い出し
行ってみることに。
「ミラン」は小滝橋通りを越えた
向こう側にあります。
ネパール料理の良店
「Newガウレレストラン&セクワガル 」
の斜め前です。
外の看板を見ると
ネパール料理というより
インドネパール料理店。
どちらかというと
インドの勢力が強い感じ。
う〜ん。
普通のインネパのお店なのか?
一応看板の裏にネパール料理っぽい
写真もあるし入ってみるか!
バブリーな階段を登って入店。
窓がたくさんついていて
眺めがよく広々とした店内。
天井には青空。
たくさんあるインドメニューの
最後の方にネパールの
メニューがあります。
500円ダルバートは
ないようなので
チキンセット850円を
お願いしました。
ほかにタイ料理や
居酒屋メニューも充実。
まずは生ビール350円で乾杯!
ビールはよく冷えているし
パパドもついてきて
出だしは順調。
他店だとダルバートを頼むと
想像以上の速さで出てくるのですが
ここは少々待ちます。
きたっ!
お!これは
今までにない個性的なダルバート!
荒っぽいところもありますが
独特な盛り付けで
じょいっこ的には好きなタイプ。
まずはダルからいただきましょう。
ん!これは・・
他のネパール料理屋さんのは
もっとシャバシャバなダルのことが
多いのですが、ここのはどろっと。
ネパール料理店で食べてる
カレーと違う様子。
ネパールのカレーじゃない?
インドカレー?!
まさか・・
辛口で頼んだのですが
結構辛くて美味しいは美味しい。
チキンカレーの方も
食べてみましょう。
ん!!!!!
こちらもどろっと。
バターチキンに近いような味わい。
インドカレーのメニューが多いから
ダルバートにもインドカレーを
乗せてしまったのだろうか?
じょいっこ自身、
インドカレーと
ネパールカレーの違いを
明確に説明できないので
気のせいかもしれない。
店員さんを呼んで聞いてみる。
「これってネパールの
カレーじゃなくて
インドカレーですか?」
一瞬、店員さんの顔がこわばる。
店員「いや、これはネパールのカレーです」
じょいっこ「そう・・シェフはネパール人?」
店員「ネパール人です!(きっぱり)」
完全に怯えた感じなので
かわいそうになって最後に
じょいっこ「とっても美味しいです」
と言って微笑んだら
店員さんはホッとした表情。
ま、いっか。
小さなことは気にしない。
ネパールでもこういうカレーが
食べられてるのかもしれない。
※ダルバートについて知らない人のために解説すると、ダルバートはネパールの定食。500円ダルバートの冒険というマガジンもやってるのでよかったら見てください
ムラコアチャールは
酸味や辛さはなくて
とっても優しい味わい。
青菜の炒め物はニンニクたっぷりで
野性味溢れる感じ。
野菜の切り方も他店にはない
オリジナリティがあって良い。
ごはんはしっかり大盛り。
おかわりも可能で、
ごはんがなくなると店員さんが
「おかわりいりませんか?」
と聞きに来てくれる。
全体的に不思議なダルバートでしたが
きちんと辛くて美味しかったです。
ふと窓の外を見ると
「Newガウレレストラン&セクワガル 」
の灯火が見える。
近いようで遠い
ネパールとインド。
なんかちょっと切ない気持ち
になって店を後にしました。
近くにいても
遠く感じることがある
遠くにいても
近く感じることがある
距離なんて関係ない
信じ合う心があれば
心があれば・・