小麦アレルギーの第二子のリアルな保育園生活
我が家の第二子はアナフィラキシーショックを起こすくらいの強い小麦アレルギーを持っている。
それでも、なんとか保育園に行くことはできている。
今日は、保育園で小麦製品(パンやうどん)が給食で提供される場合の第二子のリアルな園生活を記録していく。
ケース①おやつに小麦製品(クッキーなど)が提供される場合
おやつに小麦製品が提供される場合は、代替食といって代わりに食べられるものを保育園の調理師さんが用意してくれる。
それでも、調理室での小麦製品混入のリスクがあるから、だいたいヨーグルトや0歳児クラスの赤ちゃんたちが食べている離乳食のおやつになる。
同じクラス内では子どもたちが小麦製品を食べているので、第二子が食べるのは別室。0歳児クラスの子と同じおやつなら、0歳児クラスで食べることもあるし、図書スペースで園長先生と食べたり、併設している子育て支援センターで食べたりしているらしい。
第二子の1歳児クラスでは、小麦製品のおやつが食べ終わったあとは全員手を洗い、足の裏を拭き、別のお部屋に移動する。そして、保育士が1歳児クラスの部屋を徹底的に掃除する。掃除機をかけ、雑巾がけをする。そうしてようやく第二子は1歳児クラスに入ることができる。
ここまでしてくれたのにも関わらず、アレルギー症状と思われる発疹の急な咳症状が出てしまったこともある。(今は在宅で仕事をしているので、保育園の呼び出しに3分以内で対応している)
ケース②給食に小麦製品(パンやうどん)が提供される場合
給食に小麦製品が提供される場合は、朝のおやつも午後のおやつも給食も持ち込み食になる。
母は朝から、第二子のお弁当を作るのだ。
代替食が用意できない理由は、給食の用意をしているときにどうしても小麦製品の混入リスクがあるから。
3食持ち込みで用意することは、とても大変だ。普通のお弁当でも大変なのに、アレルギー対応しなくてはならない。しかも、おやつは市販品のみ。小麦アレルギー児が食べられる市販のおやつって本当にない。全然ない。よっっしゃ!あった!と思っても食べてくれないとか、しょっちゅう。
まあね、用意も大変なんだけど、でも、そんな子どもを預かってお弁当を食べさせることの方がもっと大変なことはわかっている。
なので、私はできる限り、給食に小麦製品が提供される場合は第二子を給食の時間前でお迎えに行く。家で食べさせるようにしている。
そしたらおやつにおにぎりとかあげられるし。
保育士さんたち。ありがとう
第二子は園で軽いアレルギー症状を起こしながらも、なんとか登園することができている。
それは、アレルギーに細やかな対応してくれる保育士さんのおかげ。
本当にありがとう。ここまで対応してもらえなかったら、私は保育園に子どもを預けることができなかった。仕事を辞めざるを得なかった。
給食の時間は1日の中で1番忙しい時間と言っても過言ではないのに、保育士さん1人が第二子にマンツーマンでついてくれる。まだ1歳で拾い食いもするから、本当に目を光らせて見ていてくれる。
第二子のクラスだよりでは、毎回「強いアレルギー症状を持っているお友達がいるので、朝食の食べこぼしは必ずきれいにしてから登園してきてください」と記載がある。
この言葉に、どれだけ安心をもらったことか。
いろいろな保育園があるけど、
夏のこの時期は、来年4月に入園を希望する親子たちの保育園見学ピークだ。
最近は特色のあるいろいろな保育園がある。
カリキュラムが~~~とか
園庭が~~~~とか
提携園が~~~とか
いろいろな希望や期待や望みがあると思う。
でもね、土台にある「安心して預けられる」環境かどうかも視野に入れておいてほしいな。
明日もいい1日になりますように。