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子どもは「ダメな1日」を覆す天才【子育てエッセイ】
はあ〜〜〜
今日は何をしてもダメだった。
そんな日もあるかもしれない。
私に関していうと、
友人と約束していたランチが息子の手足口病でリスケ
平日のみ営業のスコーン屋さんに行くと臨時休業
子どもの自己主張に付き合ってあげられず泣かせる
私もいらいらしてしまう
参加予定だった講座は講師の体調不良でリスケ。
そんな散々な1日だった。
今日はだめだ。
何もかもだめだ。
そう思っていた。
何気なく子どもたちに寝る前に「今日は何したの?楽しかった?」と聞いてみた。
すると、
「ママとでんしゃみて~、じてんしゃのって~、ママとドーナツたべて~、いっしょにおふろはいって~、ぶろっくした!!!!」
「た~~~~~のしかった!!!!」
「あ、かみのけ、かわいくしたよね!」
との答えが返ってきた。
子どもたちを叱ってしまったこと
いらいらしてしまってニコニコで過ごせなかった母
たくさん泣かせてしまったこと
そんなもの帳消しにしてしまうくらいの純粋さで、楽しかった今日1日のハイライトを一生懸命に語る娘を尊敬した。
私はまだまだ悪いことにフォーカスしてしまう思考の癖がある。
娘から楽しかったことにフォーカスして、それを反芻してまた楽しい気持ちになれることを学んだ。
どんなにだめだめな日に思えても、ちゃんと楽しかったハイライトは存在する。楽しかった場面じゃなくてもいい。悪くなかったと思えるハイライトがあればはなまる!
高級チョコレートを食べて自分で自分の機嫌を取ろうとしたこと
子どもの要望を聞いて、電車を見てから帰宅したこと
作り置きおかずのおかげで5分以下で食事の用意ができたこと
お風呂を嫌がる娘に色水を作ったこと
絵本の「もう1回」に5回も対応したこと
寝る前にHappyな気持ちを取り戻せたこと
人間生きていれば、だめなことや嫌なことが続く日もある。
でも、それらを1日のハイライトとして、「だめな日」とラベリングするか、楽しかったことや良かったことを探して「最高にHappyではないけど、そこそこHappyはあった日」とラベリングするかは自分次第。
毎日寝る前に楽しかったことを語りつくして寝る娘に、1日を「楽しかった」と思う秘訣を学んだ1日だった。
娘を1日を「楽しかった」とラベリングするプロとして尊敬する。
明日もいい1日になりますように。
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![神田ちあき|2児ママライター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121253359/profile_4f7c9c8fcad53a72b51bef7a5fca87d1.png?width=600&crop=1:1,smart)