237th_ハイテク機械に頼る前に
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走る
というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 「現状の把握、ちゃんとできていますか?」
■ 僕がやっているパーソナルランニングコーチの仕事を改めて考えてみると、
"受講者の現状の把握を手伝っている"
と言う側面があります。
僕の講座では、ほぼ全員の方に、
「受講後、どのようになっていたいですか?」と、聞きます。
「楽なフォームで走りたい」
「10kmぐらいは 痛みなく走りたい」
「初心者なのでちゃんと走り方を学んでから始めたい」と、
みなさん、講座のゴールとするところは様々なのです。
これが僕の講座を受けた動機であり、目標ですね。
ここは多くの方がはっきりしていることが多いです。
■ で、次の質問で、
「現状はどうなのか?」
と言う質問させていただきます。
そうすると、たいがいの人はご自身の現状について
わかっているようで、わかっていません笑
特にフォームについては、ほとんどの人が語尾に「〜だと思います」がついてきます。フォームについて、Youtubeや本で勉強するけれど、いざ自分ができているか、は わからないんですよね。
そりゃそうです。
今まで「自分がどのように走っているか」など考えたことなかったのですから、推量になるわけです。
「それを客観視してほしい」と言うのも受講の意図にあったりします。
また、たまに「某メーカーのランニングフォーム測定を受けてみた」と言う方がいらっしゃいます。
そこでの何かしらのアドバイスや情報を得ているはずですが、"それでも僕のところに来る"と言うことは、その結果に納得していない んですよね。
■ 余談ですが、阪神のサトテルこと佐藤輝明選手は、アメリカのドライブラインと言うところでオフを過ごし、自らのバッティングフォームを見直したようです。
僕もYoutubeでその様子を見ましたが、あれはちゃんと現状の解析ができています。
なぜなら、"バッティングはその場で動く動作だから"です。
体の本体が動いてパフォーマンスを発揮する動作ではない ので、
足元に多少の砂を敷いておけば、甲子園や東京ドームと同じ感覚で、動作解析ができます。
■ イメージしてみてください。
某メーカーのランニングフォーム測定を行うときに、
ランニングマシンを使っています。
あの測定時は、地面が動いてくれます。
つまり、半分は飛ぶ動作を解析しているのです。
やりたかったのは、走る動作の解析のはずですよね?
また、蹴り出すタイプのマシンであっても、実際にロードを走るときとは違うフォームになるはずです。蹴り出すタイプのマシンの場合、使っている筋肉は「 脚 」で、そんな走り方では長続きしないです。
階段を一段飛ばしで駆け上がるのをイメージしてみてください。
駅のフォームまで駆け上がるのであればできるかもしれませんが、
50段も100段もできませんよね?あの状態は脚に頼った走り方なんです。
この"蹴り出すタイプのマシンで走った感覚"と"ロードで走った感覚が同じ" と言うのであれば、そう長くは走れないでしょう。
永遠に駅のフォームを駆け上がっているような走り方 ですからね。
■ さて、
現状の正しい認識ができておらず、
解決策だけ講じても、意味がありません。
「あれやってもダメだった」「これやってもよくわからない」
そりゃそうです。
「 あれ 」や「 これ 」で、課題解決をする前に、
「 課題が何か 」を正しく設定しないといけません。
そのためにも、現状を把握するが第一優先なのです。
ご自身の現状が気になる方は、下記の講座を受講してください。
ご自身の現状を最適に把握して、解説およびアドバイスいたします。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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