しわ・たるみのタイプ別・原因とお手入れ方法
しわは乾燥によってできると思われがちですが、
深いしわは真皮のコラーゲン繊維やエラスチン繊維の変性や減少がおもな原因です。
しわの第1段階は小じわ(表皮性しわ)、第2段階は深いしわ(真皮性しわ)になります。
さらに第3段階では筋肉の衰えも加わりたるみになります。
第1段階の乾燥による小じわは肌がうるおうと回復する軽いものですが、
第2、3段階まで進むと回復が難しくなります😣
それらを悪化させないように保湿ケアはもちろんのこと、
ダメージを防ぐ紫外線カットや抗酸化コスメを取り入れ、
マッサージなどで肌を柔らかくしておく必要があります🌟
しわ・たるみの原因・お手入れ方法
小じわ(表情じわ)
【状態】
こまかいさざ波のようなちりめん状の浅いしわ。とくに目元や口元にできやすい。
【原因】
角層中のうるおいや油分が不足し、肌表面のしなやかさが損なわれると、表面に浅いしわができる。長く続くと深いしわになりやすいため、早めのお手入れが重要❗
【お手入れ方法】
保湿力の高い化粧品を使用し、表皮(角層)が乾燥しないように保湿することがポイント☝🏻表面が硬い場合は角層ケアをしてから保湿するとよい。
【効果的な成分】
グリセリン、アミノ酸、セラミドなどの保湿剤やエモリエント効果のあるスクワラン、ワセリンなどの油性成分
表情じわ
【状態】
目元の笑いじわ、眉間、額など
【原因】
同じ表情を繰り返すことで表情筋が縮まってできる。
【お手入れ方法】
マッサージなどで筋肉の緊張をゆるめることがポイント。化粧品では効果に限界があるので、ポトックス注射が有効。
【効果的な成分】
緊張緩和作用のあるペプチド〔蛇毒類似物質シンエイク、ボトックス類似物質アルジリン(アセチルヘキサペプチドー8)、オクラ種子(加水分解オクラ種子エキス)
深いしわ(真皮性しわ)
【状態】
目尻、口元、眉間、額などにできやすい
【原因】
加齢や紫外線などの影響でコラーゲン繊維やエラスチン繊維がダメージを受け、肌内部から柔軟性、弾力が失われることで深いしわができる👵🏻
【お手入れ方法】
肌内部のコラーゲン繊維、エラスチン繊維の修復を促すことがポイント。
化粧品では効果に限界があるので、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、フラクショナルレーザーが有効。
【効果的な成分】
レチノール、ビタミンC誘導体、ペプチドなど
たるみ
【状態】
まぶたや目の下(くま)、毛穴、フェイスライン、口元など全体で起こるが、頬に厚い脂肪があるのでほうれい線が目立ちやすい
【原因】
表情筋が増え、脂肪が増えるとともに真皮、皮下組織の構造が変化してしまうことで肌のハリ、弾力が低下し、結果として皮膚や脂肪を支えきれなくなり肌全体が下がりたるみができる。また、しわが深くなることでもたるみにつながることもある。
【お手入れ方法】
コラーゲン繊維やエラスチン繊維の修復を助けるケアを行い、表情筋を鍛える体操などを取り入れる。よくかむことでマッサージや適度な運動、入浴などで代謝を高めるのも◎※ラジオ波、レーザー治療、フェイスリフト、ヒアルロン酸注射などが有効