高校生の読書紹介6「告白」
こんにちは!
さとうです!
今回紹介するのは...…
湊かなえ先生の「告白」です!
物語は、自分の娘を校内で亡くした女性教師・森口先生の『告白』から始まります。
その『告白』というのが-
「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒によって殺されたのです」
まさに衝撃。
そこから始まる!?正直、そう思いました。
章ごとに視点が変わる設定をフルに活かし、その人その人にしか分からない、同じ日の同じ事件にまつわる新事実が次々に露呈されていきます。
こんなにも構成を使いこなせるのかと感心しきりでした。
全体としては、ゾッとしたり、狂気じみていると感じたりするシーンが多かったです。
また、犯人Aに関しては、承認欲求の最たるものゆえ犯行に及んだのかと思ったり。
スラスラと流れるように読めるのに、1度本から目を離してしまうと途端に頭にこびりついて離れません。
「告白」といえば「イヤミス」の代表例というイメージでしたが、その単語で一括りにして、今まで読んでこなかったことが悔やまれます。
良くも悪くも忘れられそうにない作品でした.….
近々映画もチャレンジしてみようかと思います☺
P.s.
①11月23日から、湊かなえ先生の「母性」が上映されるそうですね!
こちらも観に行こうと思います🎶
②もしよろしければ、お気軽にコメントを残していってください🥳
お待ちしております!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?