GPTと作る新しい教員の働き方のイメージ2(授業編)
はじめに
前回の続きということで、今度は国語の授業の導入での意味調べと単元終末の新聞へのまとめを紹介します。
国語の授業の準備
これは主に前回と同じ内容であるため省略をしますが、前回公開した新しいGPTsで行う予定です。
今回は小5国語「大造じいさんとガン」で授業の計画を立ててみます。
まず前回と同じく単元の目標を考えてもらいます。
言葉の意味調べでGPTsを使用していく
今回は国語の授業の導入ということで、言葉の意味調べを行う。この際使用するのがGPTsの「調べ学習サポーター」です。今回はこれを子供たち用に使ってもらいます。
まずワークシートを作成する
まずは、子供たちが書き込めるようにワークシートを作ります。ただし、これは、用紙の無駄を考えるとロイロノートでも大丈夫だと思います。ただし私は書いた方が良い派でもあるのでワークシートにします。意味調べ用のワークシートは以下のようになります。
意味調べを行う。
では、意味調べを行います。調べ学習サポーターに聞いてみると次のようにかえってきます。
ちょっと難しいですね。この状態だと子供たちから質問攻めにされてしまいます。そこで「小学生でもわかるように短めで」と伝えます。するとこのようにかえってきました。
このようにして、子供たちと素早く意味調べを行います。今までは辞書を使用していたところですが、こちらの方があっと簡単で早くできます。何時間もかかる作業が効率的に授業時間内に終わらせることができます。
ちなみに、
話は変わりますが、ChatGPT以外にもコパイロットも便利です。ワークシートづくりに使えるので、利用しましょう。これをそのままワークシートに入れられます。
単元の週末に新聞にまとめる。
今度は、この単元の最後、まとめるところでGPTsを使用します。今回はロイロ新聞にGPTsをつかってまとめるという方法でやってみます。
このGPTsは新聞の記事風に文章を考えてくれます。ロイロを新聞として使用するのは、別の方のアイディアですが、ロイロ新聞はGPTsとの相性が間違いなくいいです。なのでロイロ新聞にGPTsを使用して文章を入れてみます。入れた文章が以下のようになります。
これは授業用であるので、GPTsを授業のまとめに使わせるとは何事だ!と考える方も多いと思いますが、文章を書くのが苦手な子にとってはGPTsの例文の存在がとても役に立ちます。
ロイロ新聞は可能性を感じており、これとGPTsを使えば学級の新聞もすぐに作れると考えています。うまく利用すれば学級通信もロイロノートで何とかできそうですね。(画像はタブレットのカメラでやれそうですね。)
場面に合わせたGPTsで子供の学習をサポートしよう!
国語の学習は物語以外にも、要約、故事成語、意味調べといった内容も含まれます。GPTsの良いところは、その学習に対応するGPTsを用意することで学習を支援することができるということです。
それぞれの学習の場面に合わせて特化型のGPTsを用意してあげれば、今まで以上に学習の効率化が図れると考えています。
最後に
今日はここまでにします。今回はロイロノートを取り上げましたが、現在使用しているツールもChatGPTと合わせることでさらに成長すると考えています。
また、今回は子供の学習に使用するという例もいれています。これについては賛否あると思いますが、いずれ子供たちも当たり前に使い始めると考えています。めちゃくちゃ便利ですからね。子供たちが使わないわけがないです。なのであえて使用するという状況を想定して、どう使うのかを考えています。
次回は、授業以外の仕事においての利用方法を考えていきます。
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