見出し画像

上野に春が来た🌸

上野に桜が咲いて来たようですね。
三年前にはなりますが、春に上野に行きました。
花見も良いのですが、上野に行ったら見たかったものがありました。

上野公園


それは『黒田清輝』の「湖畔」と「智・感・情」の絵画を観る事です。
この作品は、年に何回かしか観ることができません。
「特別室」に展示してある絵画はいつもは閉まっているからです。

黒田記念館


「黒田清輝」は、近代絵画の父とも呼ばれています。
薩摩藩氏の息子でしたが、明治時代、パリに法律を学びに行ったのに、絵画の方に転向して絵画を学んで日本に戻って来ました。
ちょうどその頃、日本に「東京美術学校」(後の東京芸術大学)ができて、教員になりました。
何人もの画家を養成した、立役者です。
その「黒田清輝」の記念館は、上野の「東京国立博物館」と「東京芸術大学」の間にあります。
昭和初期に建てられた洋館の「記念館」は、国の登録有形文化財です。
岡田信一郎設計の建物も魅力的です。
まして、無料で見学できます。
その記念館で、「黒田清輝」の作品を観ることができるのですが、「特別室」の作品は別格です。
私は「智・感・情」を観たくて、スケジュールがあった日に訪れる事ができました。

「湖畔」
芦ノ湖の湖畔で、奥様を描いています
「智・感・情」大きくてビックリ!

建物も堪能でき、作品も充分観ることができ、とても満足しました。
今年は、春は、4月7日まで、開室しているそうです。お早めに❗️

ついでに、この「黒田記念館」の隣の「国際こども図書館」も、お勧めです。
1906年建造の「帝国図書館」を再利用して2000年、「国際こども図書館」として開館しました。

内装は明治時代のものもあるそうです
手すりが素敵❗️


昭和に増築されたレンガ棟など、現在に残す為耐震構造を「安藤忠雄」さんが設計して、ガラス張りの建物で、昔の建物を覆って、直接昔の外壁を触れるようになっています。

右側が昔の外壁
左側がガラス張りの窓


もちろん、世界中の児童書を読むこともできます。
古い洋館好きには、たまりません💦

最後に、桜咲く上野公園をのんびり歩いて、花見をするのです。
良いですね💕

いいなと思ったら応援しよう!