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小学校の持久走大会

子供達の小学校の持久走は、低学年は、校内をグルグル周るものでしたが、高学年には学校の外に出て、普通の公道を走る持久走でした。
PTAの役員になると、公道の交通整理をする事になっていました。

息子が2年生の時、役員を一年やり、持久走でも、割り当てられた所で、交通整理をしました。
しかし、子供たちが走る公道の歩道は、コンクリートのタイヤ止めが境にあるだけで、途切れている所もありました。
ましてや、その道はトラックが多く、交通量もずいぶんあり、どの車も走りやすいのかとてもスピードが出ていました。
その年、交通整理をしたのですが、この頃、全国的に子供達の登校の列に車が突っ込む事故が多発していて、ちょっと恐怖を感じました。
それで、もし、保護者が交通整理をしている目の前で、車が突っ込んで子供達を轢いた場合、その保護者は責任がある事になるのか不安になりました。

お金が掛かっても、警備員を配備した方が良いのではと考えていたら、
なんと、警察官以外の人は、車を止めたりとかの交通整理は、権限が無く、警備員でさえ交通誘導などは出来ないそうなのです。
なのに、ど素人の父兄が交通整理など本当はしてはいけない行為だったのです。
(威張って、車止めてる父兄もいましたが、、、)

幸い、隣の小学校ではもうすでに我が校との間にある運動公園で持久走をしていました。
子供達を誘導して連れて行かないといけなくて、歩いて行ってからの持久走は大変かもしれませんが、公道で走るより安全ではあります。

こういうことも、発言する事がとても苦手な私でしたが、子供達の安全を考えて、PTA総会で発言しました。
こういう事って誰かが、変える発言をしないといけないかなぁと考えて、一世一代の勇気でした。

結果、公園での持久走になり、高学年になった子供達は、公園内を走りました。

我が子たちは運動があまり得意では無くて、小学生の頃はちっちゃくて(私に似て)持久走では、娘は、まぁできたので、真ん中より上位でよかったのですが、息子は遅い上に、走り出した時、後ろの子につき飛ばされて転けたり、靴の踵を踏まれて靴が脱げたり(2回もあった❗️)と毎年散々な持久走でしたが、安全に走れて良かったなと思いました。
息子は私と一緒で、中学から剣道を始めて、随分体力も付いて、体育の成績も良くなったところまで、そっくりです💧


多分、私が発言しなくても走る場所は変更できていたのかもしれません。
ちょっとした自己満足ですが、安心した一件でした。

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