有明海の人工島
有明海に人工島と言われている島が2つあります。
「初島」と「三池島」と呼ばれ、無人島です。
三池炭鉱は、石炭を有明海の下を主に掘っていたそうです。
その為、坑道の換気用に島を作ったそうです。今でも何かに使用しているのか、まだある様です。
小学生の頃、先生からバキュームカーで集めた各家庭から出た、排泄物を船でこの人工島の近くまで持って行き、放棄していた。と聞いた事がありました。
有明フェリーに乗っていると、人工島が見える時があります。
子供の頃は、先生から聞いていた事を思い出して、
「あの島の周りは、排泄物で汚いのかなぁ」と思っていました。
有明海の周りの市町村から排泄物を有明海に捨てていたという事でした。
時代は変わり、綺麗な海に、と、有明海に注ぐ川の上流の山林を綺麗に手入れしたり、下水道を完備して処理場で飲めるほどの綺麗な水に変えて、海に流しています。
ところが、最近、日本の半分は賄うほどの『有明海の海苔』は、不作が毎年の様に続いています。
水温が昔と違って高いせいもある様ですが、
実は、栄養が足りないそうなのです。
有明海が、あまりに綺麗になり過ぎてチッ素やリンなどの栄養分が不足していて、良い海苔ができなくなっています。
綺麗になれば良いというものでも無い様です。なんとも複雑な気持ちになりますね❗️
良い海苔が取れる様になると良いですね。
『海苔』大好きです❤️
有明海の『海苔』がやっぱり一番美味しいと思っています♪
江戸時代には、わざわざ排泄物を購入しに街に来る商売人がいたそうです。
町人達の長屋には、みんなが利用する公衆トイレがあり、排泄物が溜まった頃、それを買いに来るそうなのです。
それを、郊外の農家に売りにいくのです。
とても良い肥料になるそうです。
町民より、お侍さん達の排泄物の方が栄養が良かったので高く売れたそうです。
農家では、どこの家にも「肥溜め」があって、農作業の際にはその、排泄物を「肥溜め」で腐らせたものを肥料として、重宝していました。
私が子供の頃にも、まだ、「肥溜め」がありました。
すぐ近所の農家の家に「肥溜め」があり、その横には、小屋が建っていて昔は牛を飼っていた小屋だったとかで、そこの息子と同級生だったので、小屋の上にある藁の山で秘密基地にして、遊んでいました。
そこへ、たまに近所でも有名な悪ガキくんが来る事がありました。
(私は、その子に石を投げられ、額にキズを付けられた事がありました)
この子が嫌いだったのですが、ある時、その子が、ズボッと「肥溜め」にハマった事がありました。
「肥溜め」に靴を取られ、臭くて、汚れて裸足で泣いて帰ったのを喜んで見た記憶があります。
(意地悪、ですね!)
あれあれ、人工島から、肥溜めに話が変わってしまいました💦
#なんのはなしですか ?
#こんなはなしです !
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?