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東京に上京したならば
20代の頃、年に一度は東京に行っていたのですが、何をするのかといえば、撮影に利用できそうな物の仕入れでした。
今みたいに、スマホでポチッとするだけで日本全国直ぐにでも配達してくれるでは無く、地方に住んでいては手に入らないものも沢山ありました。
特に「東急ハンズ」なんてもう、博物館にいる様な気分になる場所でした。
渋谷に行くと、必ず、文具が色々そろっている「ロフト」からの「ハンズ」巡りで、「ハンズ」の“通”ぶって、最上階までエレベーターで上がってスキップフロアを下ってくる事をやっていました。
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「ロフト」や「ハンズ」では、料理や商品撮影の為のバックに敷く紙や布などを購入する事が多かったです。
渋谷には当時、「ハンズ」近くに「チチカカ」
(エスニックの小物やアクセサリー、洋服などがあります)や「アフタヌーンティー」(おしゃれな食器やキッチン用品、ファブリックなどを販売しており、カフェ併設で、美味しくてその頃新しい食事が出来ました。)もあり、巡るのが楽しみでした。
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また、代官山の方もよく訪れ、同潤会アパート(表参道と共に当時残っていた古いアパートです。)
を散策して、近くの古道具屋(まだ、リサイクルという言葉が無かったので)を見て回り外国製の家具や雑誌や、食器など品物が多くて、ワクワクさせました。
ある年に、1ガロンの「ブルーベリージュース」が入っていたアメリカの瓶が売っていて、一目惚れで買ったのですが、底の直径が20cmはあり、高さも25cm程あって、持って帰るのに割れてはいけないので、飛行機に手荷物として抱いて持って帰ったこともありました。
その後、その瓶は500円玉がちょうど入るサイズだったので、貯金箱になりましたが、あまりにも大きくて、底の方に微かに溜まっています。500円玉も、ブルーベリーのいい匂いが付いています。
500円玉って少しに見えても大金になりますよ
多分かなり溜まっていると思います。
泥棒も解るまい❗️
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それから、「かまわぬ」に行ってランチを食べていました。
「かまわぬ」は手ぬぐい専門のお店です。
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温泉の撮影では何かと出番のある手ぬぐいですから。
昔は、店の奥で食事が出来ていました。
表参道へも、同潤会アパートを観に行っていました。
今や、6軒しか残っていませんが、昔は、リフォームした店舗が、所々あり、アパートの中庭には、井戸もあって、小さな都会のコミュニティがありました。
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代官山も表参道も、無くなってしまって寂しいです。
表参道から青山に抜け、「紀ノ国屋インターナショナル」へ行き、海外の珍しい缶詰やパスタなど物色していました。
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また、広尾の「広尾インターナショナルスーパーマーケット」へも行くのが決まりでした。
今は「ナショナル麻布」って言うんですよね。
建て替えられたとか、、
ここは2階にパーティグッズや、海外の文房具などもありました。
お客様も外国人が多く、商品も、英語と日本語表示をしているし、お肉コーナーなどは塊のままドン❗️とショーケースに陳列していて、外国にきたような錯覚がありました。とても楽しい所です。
ここで、必ず「カレーペースト」の瓶を買って帰っていました。
その「カレーペースト」で作るカレーが、本格的にできるのです。確か、イギリス製だった記憶があります。まだ、あるかなぁ⁉︎
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35年程前の東京の話です。
今でも、変わらない所があるのが嬉しいですね。