サントリー ジガーバー
1980年代、全国に「サントリー ジガーバー」が沢山ありましたが、大分にもありました。
いつものメンバーでの、飲み会は一次会に、「居酒屋」でお腹を満たし、次に行くところが「サントリー ジガーバー」でした。
ワンショットバーで、ドリンクを一杯飲む度に前金で払うシステムです。
ちょっと“せんべろ”っぽい感じですよね❗️
そこで、一杯のお酒で業界の友達らと、仕事とは関係ない事で、夜遅くまで語り合っていました。懐かしいです。
そこで、私は『カクテル』を覚えました。行くたびに、少しずつ色んなカクテルを試して、どれが好きか調べていきました。
それまでは恥ずかしい話、お酒の種類などは詳しくなかったので、周りの人に合わせていただけでした。
結果、ウォッカベースのカクテルが好きだとわかりました。
「モスコミュール」が一番好きです。
ウォッカをジンジャーエールで割ったものです。
あと、「スクリュードライバー」も好きでした。ウォッカをオレンジジュースで割ったものです。
「カルーアミルク」も好きで、コーヒーリキュールのカルーアをミルクで割ったカクテルです。女性に人気のコーヒー牛乳のようなカクテルです。
「カルーア」を買って家飲みもしていました。
と、カクテルの勉強をさせてくれた「サントリー ジガーバー」ですが、当時、季刊誌を出していました。それが面白いペーパーで、雰囲気は、1930年代のアメリカ風になっていて、アメリカン・ドリームを得た人たちをテーマに書いていました。
そのペーパーで、『カーネギー』や『ハワード ヒューズ』『スコット フィッツジェラルド』の事などを知りました。
『カーネギー』は、「カーネギーホール」で有名ですが、鉄鋼王として、財を築き、図書館や大学なども寄付している人です。
『ハワード ヒューズ』は、膨大な遺産を手に入れ、映画制作をしたり、飛行機会社の運営を
して、巨大な飛行機を造ったり、有名な女優達とのゴシップなど、破天荒な人生を送った人です。
前に、ディカプリオくんが「アビエイター」という映画で、彼を演じていました。
『スコット フィッツジェラルド』は映画や小説「華麗なるギャツビー」で有名な作家です。
今ではアメリカ文学の代表と言われています。
映画ではギャツビーをこれまた、ディカプリオくんが演じていましたね。
アメリカン・ドリームが似合う男です。
そのほかにも、嬉しい記事が沢山載っていました。
今はもう大分にもありませんが、「サントリー ジガーバー」に居ると、良き時代のアメリカを感じるのでした。
そこに集う仲間達とも、良い時代を過ごさせて貰いました。
まるでアメリカン・ドリームです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?