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私の闘病日記 in Ghana②

アフリカの途上国に住んでいる私が体験した病気の話。

闘病日記①を見ていない方はこちらから。

膀胱炎から腰痛へ

膀胱炎の症状を放置した結果、腰痛が始まった。

初めは尾骨のあたりが痛くなったから、「あ〜昨日ズンバ1時間踊ったからなぁ」くらいにしか思っていなかった。

完全にアホ。

こんなやつが保健関連の仕事をしているのだから驚き。

そんな呑気な私でも焦り始めるほど症状の進行は早かった。

痛みは左腰に到達し、叩打痛(患部を叩くと痛む)に変わった。

まだ粘る愚か者

夜になると38℃の熱が出た。

でも翌日には小中学生に保健指導をする予定が入っていたから、早めに寝てなんとか翌日の予定をこなそうとした。

朝起きたらびっくり。熱は平熱になっていた。

熱以外の症状はあったけれどとりあえず保健指導をするため学校へ行った。

「病院に行ってこい!」

学校に着くなり同僚に言われた。

どうやら私の顔色が悪かったらしい。

現状を伝えると「保健指導なんていいから!早く病院に行け!」と急かされた。

半ば強制的に地域の小さなクリニックに行くことになった。

「お〜アジョファファ、久しぶり〜」

病院の受付や医師の方が私の現地名を呼んで出迎えてくれた。

このクリニックにお世話になるのは2回目。

1回目はコロナと腸チフスにダブル感染した時。

どっちも予防接種を受けていたのに無事感染。

さて、検査結果は?

問診、尿検査、触診をしてもらった。

尿検査では「結果は最悪だよ」と言われた。

尿中にたっぷり細菌がいたんだそう。

その後に左腰をかなり強めに叩かれた時は、痛すぎて「くっ」と声をあげてしまったけれど、そのおかげで病名が確定したらしい。

腎盂腎炎と言われた。

英語でpyelonephritisと言うらしい。

問診もそうだけれど、わからん英単語がありすぎて時間が通常の3倍かかる。

それでも優しく教えてくれるガーナ人。

症状の辛さも相まって涙が出そうになった。

「またね〜」と言って病院を後にしたけれど、健康なのが一番だよなと思い直した。

私の闘病日記 in Ghana③へ続く。

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