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苦悩、葛藤、嫉妬と戦う中で出会えた本音*不妊を経てDINKsになるまで*

隣の芝生は青く見える

前回の記事で変化した価値観や概念についてお話しました。

けれど、そんな前向きな考えを出来るようになるには決して
簡単ではありませんでした。

ちょうど年代的にも、周りの友人たちの妊娠・出産ラッシュでしたし。

当時感じていたことは

  • 「女に生まれたのに出産を経験しないままでいいんだろうか」

  • 「周りが羨ましい、幸せそう」←特にこれ

  • 「親も楽しみにしていたのに、申し訳ない」

  • 「漠然と将来が不安」

  • 「夫が可哀そう」

といったネガティブな思いでいっぱいでした。

少し考えるだけで涙が止まらなかったり、友人からの妊娠報告LINEや
芸能人のニュースを見るたびに落ち込んで卑屈になっていました。

宅トレYouTuberが妊娠する度にモヤモヤして違うチャンネル探して…とか。笑

長く思い描いていた道が急に変わってしまったので、受け入れて
軌道修正するには時間が必要でした。


私の本音はこれだったのかもしれない

そうは言ってもいつまでも後ろ向きではいられません。

夫婦ふたりの人生を充実させたい!子持ちの友達より幸せと思える生き方をしたい!普通に囚われず私の形を作って、それに自信を持ちたい!

という思いを持つようになりました。

ですがこの時期は、まだ無理矢理前を向いているという感じでした。

そのストレスを打ち消すかのように、夫と  良い所の外食  を我慢せず
したいようにしました。笑

すると、なんだか自由って良い!2人だからこそ出来るんだ!
楽しい!幸せ!

と無理せず前を向けるようになっていきました。

私は将来のためにお金貯めなきゃ、とケチケチして生きてきたので、
ストッパーを外して解き放たれた快感は、それはもう良かったです。笑

そのようにして過ごして  今  を受け入れられていきました。

良いお店って子連れじゃなかなか行けないだろう、
という謎の優越感。笑

そして、「私は心から子どもが欲しかったのだろうか」と疑問を持つようになりました。

もちろん、夫との子供を想像すると幸せでしたし、望んでいたのは間違いない。

けれど、

「結婚したら子を持つのが普通だから」「周りはみんなそうだから」
「親が喜ぶから」

という他人軸が大部分を占めていたのではないか。

色々と想像すると、
HSPで生きづらさを抱えながら、ストレスへの感受性が高い私が家庭と仕事を両立させながら子育て??
なんか人格変わりそう····夫をおざなりにしそう···
今の状況の方が夫にも自分にも優しく出来そう。

というのがリアルな感情でした。

多分、深く考えず他人軸のまま妊娠出産をしてしまっていたら、キャパオーバーになり不平不満ばかり連ねて、自分がない人生になっていたと思います。


その点、DINKSになったことで、自分の人生に初めて向き合えた気分です。


元々意志がしっかりあって、趣味や好きな事に打ち込めて、なりたい自分を見い出せている自分だったならば、子育てを楽しめていたかもしれない。


けれど、私はそれとは程遠いので、きっとストレスフルな人生になっていただろうなぁ。

多分きっと心の底ではわかっていたわだと思います。
けど「普通」レーンに乗りたくて、蓋をしてしまっていたのかな。

それに私は元々、特別子ども大好き!という人間ではないので(普通に可愛いとは思いますが)、打撃もまだマシだったかなと思います。

なにより、精子提供や養子縁組に進んでいないので、私はその程度の気持ちだったということです。


まとまりないですが、以上が長い時間かけて見つけた本音です。

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