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野鳥じゃなくて『野帳』の世界



フィールドでのノート術。 


ロケーションや天候、機材に設定
そのときの気分やノリ、などなど  

いつも現地で記録しております。

後からその時の文章を読みながら
録音を聴くと、記憶と音がつながる感覚。

ただ、ある時まで字はブレブレめちゃくちゃ。


なぜなのかってそれは

立ったままメモは、書きずらい。

それは座っててもだけど

普通のメモ帳やノートを片手にもって
すらすら────とは、書きにくい。

昔からメモや記録はモレスキン


旅にはトラベラーズノート


────文房具だいすきです。

しかしそれを以前、水辺にて
水没させてしまったことがあります。

で、やっぱりもっと気軽なメモ帳がほしい。 
なんならもっとキレイに書きたい。


そんな頃、信号待ちで偶然みかけた

──── 道路でもくもくと、測量作業中の方々。

測量マシンのレンズのぞきながら
立ったままで、ノールックでカキカキ。

気になるその手元にあったのは 

── スリムでシッカリした感じの手帳。


後日、あれはなんだったんだ?

で、あれこれあとで調べてみると
(あのときGoogle Lensなら一発検索)


やっとでました、その名も

────『測量野帳』──。


名前もフォルムもパーフェクト、カッコいい。


そしてさらに掘ってみると

野帳』というスタイルが存在しました。



以下 コクヨさんHP引用



1959年発売の野帳は、発売の10年前(1949年)に測量法が制定されたのをきっかけに、ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し開発されました。
野帳は発売から60年以上が経過しました。しかし、品質改善のための仕様変更があった以外ほとんどデザインが変わらない珍しい商品です。

野帳|コクヨステーショナリー


まさにジャパニーズ・オールドスクール

『60年』オーバーの歴史。


用途別やカラーラインナップも豊富

これはなんと” 耐水"──完璧です。


表裏は厚く硬くなっていて 
片手でもって書いてもブレずらい

ライク・ア・バインダー

まさにそのためのワンハンド仕様。

コスパもかなりよくって
ガシガシつかえて、汚れすらいい風味。

その分野のプロの声を反映させた
歴史ある── ”野専用” アイテム。

以前、山で出会った日本野鳥の会の方も

『野鳥』を『野帳』にスケッチしてました。

私も出会ってからはもうずっと

フィールドレコーディングから、
キャンプやハイクの相棒です。

もちろん、仕事にもかかせません。


ちなみにペンは『LAMY|サファリ』さん。


芯は好みの細字の替え芯に交換して。

ということで

あの時の測量の方、ありがとうございました。

おつかれさまです。



結果は自分次第だけど、コクヨさんに愛をこめて。








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