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ダンナのための妊娠出産

1000g未満の未熟児で誕生のわたし
帝王切開で産んでくれた母親
保育器で過ごしたうえ
・重度アトピー性皮膚炎
・重度結膜炎
・歯並び不正咬合となる

サイヤ人王子のベジータさえも
妻ブルマの出産に立ち会わないと
「殺される」「一生言われ続ける」
と震え上がる

男性にはわからない
女性の妊娠出産まとめ

①対応まとめ

1. 妊娠中の女性の体と心の変化
•つわり
朝起きたら妻のために
水やクッキーを用意する

匂いに敏感になるので
家での料理は控えめにするか
ダンナが料理担当する

・むくみ
妻の足を軽くマッサージ
塩分控えめの食事を意識する

•お腹の大きさ
腰や背中の痛みが出ると
抱き枕をプレゼント
荷物を運ぶ際に率先して手伝う

•今日は疲れてると感じた
「大丈夫?」と優しく声をかける
だけで安心感を与えられる。

•妻が不安や愚痴を言う
アドバイスNG
「うん、そうだよね」と
話を聞くことに徹する。


2. 妊娠中に夫ができるサポート
•家事
週に2~3回は簡単な夕食を作る
掃除やゴミ捨て担当にする

•買い物
妻の好きな食べ物を覚えて
ストックしておく。

•健診
仕事を調整して一緒にエコー画像を
見て赤ちゃんの成長を喜ぶ。
健診後に
「赤ちゃん、こんなに成長してる」
と感想を伝える。

•禁煙 アルコール
一緒に控える代わりに
ノンアルコール飲料を用意する

•食事時間
夜遅い食事や高脂肪な食事を避ける
夫婦でヘルシーメニューを考える。


3. 出産に向けた準備
•教室
出産準備クラスに一緒に参加
陣痛時の呼吸法やマッサージを学ぶ

•参考
本やYouTubeで立ち会い出産の動画
を見てイメージをつかむ。


・入院準備のチェックリスト
妻の入院バッグに必要なもの
母子手帳、着替え、スキンケア品
お気に入りのクッションなど

•ダンナのバッグ
着替えや充電器、軽食を用意

・緊急時の連絡体制
妻が陣痛を感じたときに備えて
病院までの最短ルートを調べておく
タクシー会社をスマホ登録
「出産時の緊急対応可能な車」


4. 出産当日の夫の役割
・妻が陣痛中
「あと何時間くらいがんばれば
いいかな?」と不安を感じたら
「大丈夫、赤ちゃんに会うために
今一緒にがんばってるよ」安心を

•手伝い
水やタオルなど必要なものを
医療スタッフの指示で準備する

・立ち会い時
陣痛の波に合わせて
息を合わせて妻の背中をさする
「一緒に深呼吸しよう」と声かける

•出産時
妻が「怖い」と感じたら
「大丈夫、隣いるよ」サポート約束


5. 産後のサポート
•育児
夜泣き対応を交代で行う。
赤ちゃんが泣いたら
まず夫が抱っこしてあやす。

・おむつ替え
ミルク作りも率先して挑戦
「少しずつ慣れれば大丈夫」
妻に安心感を与える。

・産後うつ
「自分は母親としてちゃんとできてる?」悩んでしまう
「がんばってるね」
「いつもありがとう」感謝を伝える

•声かけ
定期的に「最近どう?」
妻の体調や気持ちを聞く。


・家事
掃除や料理はできる限り夫が担当
妻は赤ちゃんのお世話に
集中できる環境を作る。

食材宅配サービスを利用
負担を減らす。

②感染 後遺症
母体や赤ちゃんの健康を守るため
感染症や後遺症に注意

1. 感染症
妊娠中は母体の免疫力が低下する
感染症にかかりやすくなる

・風疹
影響: 妊娠初期に感染すると
赤ちゃんが先天性風疹症候群
(心臓病、難聴、白内障など)発症

予防: 妊娠前に風疹ワクチンを接種(妊娠中はワクチン接種不可)


・トキソプラズマ感染症
影響: 妊娠中に感染すると
赤ちゃんに脳や目の障害が出る

予防: 生肉や未加熱の肉を避ける。
猫などの排泄物の処理を控える


・サイトメガロウイルス感染症
影響: 赤ちゃんの難聴や知的障害
予防: 手洗いの徹底 
小さな子どもと接する際は
唾液や尿に注意。


・B型肝炎・C型肝炎
影響: 母子感染する可能性
赤ちゃんが肝炎ウイルスの可能性
予防: 妊娠初期の血液検査で感染確認 
必要に応じて治療。
出産後、赤ちゃんに予防接種行う


・梅毒
影響: 母子感染により
赤ちゃんの発育に問題が生じる
予防: 妊娠初期に血液検査を行い
感染が確認された場合は治療


・水ぼうそう・帯状疱疹
影響: 妊娠初期に感染すると
流産や先天性水痘症候群のリスク
予防: 妊娠前にワクチンを接種
感染者との接触を避ける


・新型コロナウイルス感染症
影響: 母体に重症化のリスク
早産や赤ちゃんの発育不全に
つながることもある
予防: ワクチン接種
  マスク着用や手洗いの徹底


2. 後遺症や体の変化
・妊娠高血圧症候群
症状: 高血圧、むくみ、尿たんぱく
放置すると母体や赤ちゃんに
低体重や早産など影響
予防: 塩分を控えたバランス良い食事
定期健診で血圧を管理。


・妊娠糖尿病
症状: 妊娠中に高血糖となる
赤ちゃんが巨大児や低血糖リスク
予防: 糖質を取りすぎないように
医師の指導のもと血糖値を管理


・貧血
症状: 赤ちゃんに十分酸素が届かない
予防: 鉄分の多い食事を取り
  必要に応じて鉄剤を服用


・感染による産褥熱
症状: 出産後に子宮や周辺が感染
  発熱や痛みを伴う
予防: 出産後の衛生管理を徹底
異常があればすぐに医師に相談


3. 日常生活での感染予防
・手洗い・消毒
外出後や食事前に石鹸で手を洗う

•食事管理
加熱した食品食べる
生肉、生魚は控える

•適度な運動
免疫力を維持するため
医師の許可得てウォーキングなど
軽い運動行う

•定期検診
定期的に産婦人科で健診を受け
異常がないか確認

•ストレス管理
十分な睡眠と休息を取り
心身の健康を保つ


③ホントはブチ切れたい
 ダンナの行動言動まとめ

1. 妊娠中の身体のつらさ無理解
「つわりが辛い」と言っているのに
「ただの気の持ちようじゃない?」
と軽く言われる。

原因
夫が妊娠の辛さを実感できない
妻の苦労を軽く見てしまう

対応
妊娠に関する知識を学び
妻の気持ちによりそう
「大変だね。何かできることが
あれば教えて」声をかけ安心感を


2. 自分の生活を優先
妻がつわりで苦しんでいるのに
夫が平気で友達と飲みに行く
休日に寝てばかりで家事をしない

原因
妊娠中は妻の生活が一変する
一方
夫が従来通りの生活を続ていて
不満を感じる。

対応
自分の行動が妻に負担を与えて
いないかを考える。
たまにリフレッシュは必要
家事を分担する姿勢を


3. 健診や準備に協力的でない
妊婦健診に一緒行こうと誘っても
「仕事があるからムリ」毎回断る

原因
妻は妊娠を夫婦の共同作業と考え
夫の協力不足を感じて孤独になる

対応
性別判明や病気発見など
重要な健診にはつきそう
どうしても行けない場合は
「どんな話があった?」
健診後に親身に話を聞く


4. 妻の心配を軽視
「赤ちゃんに影響が出ないか心配」
「大丈夫でしょ、そんなに
気にしすぎなくていいよ」返す

原因
夫が妻の不安を理解せず
軽く流してしまい不信感抱く

対応
妻が不安を感じたら
「そうだね、心配になるよね」共感
必要であれば一緒に調べる


5. 出産準備や計画に無関心
ベビーベッドやベビー服選ぶとき
「どれでもいいよ」「わからない」
意見を出さない。

原因
妻は夫婦で一緒に準備を進めたい
夫の態度が他人事に見える。

対応
積極的に意見を出す
「これかわいいね」
「こっちの方が使いやすそう」
など一緒に楽しむ


6. 感謝や労いの言葉がない
妻が家事を続けているのに
何も気づかず「俺のご飯まだ?」

原因
妊娠中の体調不良で家事負担なのに
夫からの感謝がないと
「自分ばかりがんばって認めて
もらえない」と感じる。

対応
ご飯や掃除など些細なことでも
「いつもありがとう」
「無理しなくていいから休んで」
小さな感謝を言う


7. 産後の生活を軽く見ている
産後生活や夜泣きについての話で
「まあなんとかなるでしょ」
楽観的に言われる。

原因
妻は産後の大変さを予想して
夫がその重さ理解していないから

対応
産後の生活について一緒に考え
育児の分担やサポート方法を
具体的に話し合う
「夜泣きのときは俺が担当するよ」
具体策を提示する。


8. 体型や容姿に無神経な発言
妊娠中や産後に「太ったね」
「妊娠してから顔が丸くなった」

原因
妻にとって体型の変化は赤ちゃんを
守るための自然なこと
無神経な発言は自己肯定感を下げる

原因
妻の変化を受け入れて
「すごいね、赤ちゃんがいるんだ」
ポジティブに受け止め
外見ではなく努力や体調を話す


9. 余計なアドバイス
妻が「腰が痛い」と言ったとき
「じゃあもっと歩いた方がいいよ」
知ったかぶり無神経アドバイス

原因
妻は共感を求めているのに
調べれば出てくるような
自慢含みの発言にイライラする

対応
否定やアドバイスではなく
「辛いね、大丈夫?」気持ちを
受け止め共感言葉かけを。


10. 自分を過剰にほめる
「俺、最近すごく家事やってるよ」
自己評価をなぜか高く見積もる

原因
夫は普段しないから認めてほしい
妻からすると
「やって当たり前のことを恩着せ
がましく言わないでよ」プンプン

対応
自分の行動を誇らない
妻を労い
「もっとできることあれば教えて」
謙虚な態度を

④妊娠出産費用
・妊婦健診費用
14回程度 推奨
1回費用3,000円〜10,000円

自治体からの助成
母子手帳とともに
「妊婦健診補助券」交付されるので
一部または全額カバーされる。


・マタニティ用品
妊娠帯(腹帯)3,000円〜5,000円
マタニティウェア 全身 下着
10,000円〜30,000円

•葉酸サプリメント
月2,000円〜5,000円


・出産
正常分娩の費用(分娩費+入院費)
平均 40万円〜60万円

出産時「出産育児一時金」として
健康保険から50万円支給
差額を負担すふ

無痛分娩や帝王切開の場合
無痛分娩:追加費用10万円〜20万円
帝王切開:追加費用10万円〜20万円


・産後
赤ちゃん用品
ベビーベッド10,000円〜30,000円
チャイルドシート:
20,000円〜50,000円
おむつ: 月5,000円〜10,000円
ミルク: 月5,000円〜10,000円
衣類・その他: 初期費用
約50,000円〜100,000円


・健診
新生児健診:1回3,000円〜5,000円
任意予防接種:
総額30,000円〜50,000円


・費用を軽減する制度や助成金
出産費用カバー
出産育児一時金: 1児50万円
高額療養費制度: 帝王切開や合併症
など自己負担額を軽減


妊婦・育児中の支援
妊婦健診補助券: 14回分補助
自治体の育児支援:
ベビー用品の無料配布や育児手当


総額の目安
妊娠から出産、産後1年まで
自治体助成や一時金を差し引くと「50万円〜100万円 」必要


最後に
男性側の言い分を

1. 学校教育の限界
学校の性教育や保健の授業は
妊娠や出産の基本的な知識のみ

具体的な体験や感情、準備について
はほとんど教わらない

2.情報へのアクセス不足
妊娠や出産に関する情報は
主に女性向けが多く
男性が知る機会が限られてる


3.性別役割分担の影響
まだ妊娠・出産は女性
仕事で稼ぐのは男性と
きっぱり分ける

伝統的な性別役割分担が根強い
調べてもわからないと考えてしまう


4. 女性は察してほしい
妊娠中のつらさや出産の準備を
夫も自分で考え察してくれるべき
と考える女性もいる。

しかし
残念ながら察するのが苦手な
男性に無理解を助長する
以心伝心はなかった


5. 男性の不安
感情の共有がタブー視の風潮
男性が妊娠や出産について
女性に質問しても

セクハラや無知と嫌がられ
話自体をなるべく避ける



解決策

1.学校教育の改善
性別に関係なく
妊娠・出産のプロセスを知る
夫婦の体験談を聞く授業

2.情報へのアクセス向上
男性向けの妊娠・出産ガイド普及やオンラインでの情報共有の場増やす

3.早めに話す
妊娠や出産に関する知識、
夫婦で具体的な役割や期待を共有

とりあえず
ドラマ マンガ
感動「コウノドリ」から

妊娠は
子どもと出会う
命懸けの旅

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