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オトナもハマる国語作品

学生時代に国語で読んだ時
つまらなかった

なぜか
大人になるとおもしろさわかる

国語に掲載する作品の基準は
わからないけど

一つだけ言えるのは
新しいか古いかではなく

いいか?悪いか?

「コーヒーと短編」 庄野雄治
芥川龍之介や林芙美子など
名前は知ってるけど
読んだことはない

わたしのようなオトナに
ピッタリな
国語に掲載された有名作品
16名の短編をまとめたもの

一冊は長くても
本のいいところだけ切り取って
サクサク楽しめる

いまさら
太宰治かよ?
文豪ストレイドッグスも
おもしろいけど
ネタ元も魅力的


いまでも楽しめる
後世に受け継ぐ20作品



1. 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
少年ジョバンニが銀河鉄道の旅
友情や生と死について考える物語
幻想的な世界観と哲学的なテーマ

人生の意味や他者とのつながりに
ついて深く考えさせられる


2. 芥川龍之介『羅生門』『蜘蛛の糸』
人間のエゴや救いの可能性を描いた
簡潔な文体ながらも鋭い洞察

道徳観や人間心理の複雑さを
考えさせる内容


3. 中島敦『山月記』
才能に恵まれながら自尊心に苦しむ
男が虎になってしまう物語
詩人の孤独と葛藤が描かれる。

プライドや挫折といった普遍的な
テーマが人生経験積んだ心に響く


4. 夏目漱石『こころ』
「先生」と「私」の交流を通して
人間関係や罪の意識を描いた小説

複雑な人間関係や道徳的葛藤に
共感できる


5. 太宰治『走れメロス』
友情や信頼をテーマにした物語
短編ながらエモーショナルな展開

理想の友情像や信じることの
力について再考させられる


6. 小川未明『赤い蝋燭と人魚』
人魚の親子をめぐる切ない
ファンタジー。哀しい運命が描く

愛や犠牲について考えさせられる
寓話的な物語


7. 梶井基次郎『檸檬』
レモンを題材にした短編小説
主人公の感情や美意識が
鮮やかに描かれる

美しい描写と日常の中に潜む
不安や喜びが共感を呼ぶ


8. 森鷗外『高瀬舟』
罪人の生き方を通して
人間の幸福や善悪が描かれる短編

幸福の本質や人間の生き方を
深く考えるきっかけになる。


9. 石川啄木『一握の砂』(詩集)
若くして世を去った啄木が
人間の孤独や愛、生への飢えを
詠んだ短歌集

自身の人生や人間関係を振り返り
短歌にこめられた感情に共感できる


10. 与謝野晶子
『君死にたまふことなかれ』
日露戦争における反戦詩
戦争で命を奪われる青年に向けた
強いメッセージ

時代背景を知るとともに
家族愛や平和の大切さを
深く考えさせられる


11. 樋口一葉『たけくらべ』
明治時代の下町を舞台に
子どもから大人へ成長する
少年少女たちの切ない恋心を描く

時代背景の中で揺れる心情に
感情移入し、青春の儚さを味わえる


12. 坪内逍遥訳『リア王』
(シェイクスピア原作)
戯曲で親子関係や忠誠心
裏切りをテーマにした名作

シェイクスピア特有の深い人間観察
と壮大な悲劇に心を打たれる


13. 清少納言『枕草子』
平安時代の宮廷生活をユーモアと
鋭い観察眼で綴った随筆 

美しい日本語と、時代を超えて
共感できる感性の豊かさ


14. 鴨長明『方丈記』
無常観をテーマに
自然災害や社会の混乱を随筆で

現代の価値観にも通じる
ミニマリズムや生き方を見つめ直す


15. 夏目漱石『吾輩は猫である』
人間社会を猫の視点でユーモラス
かつ辛辣に描いた小説

社会風刺や哲学的なテーマが
オトナに新たな発見をもたらす


16. 川端康成『雪国』
雪深い温泉町を舞台に
男女の儚い恋模様、情緒豊かな小説

巧みな情景描写と心理描写が
人生経験積んだ読者の心を震わせる


17. 三浦綾子『塩狩峠』
実在の事故をもとに
自己犠牲と信仰をテーマに描かれた

他者を思いやる生き方について
考えさせられる


18. 新美南吉『ごんぎつね』
狐のごんが人間に善意を示すも
それが悲しい結末を招く

善意が伝わらない切なさや
人間の不条理に改めて感慨を覚える


19. 堀辰雄『風立ちぬ』
病に冒された女性と彼女を愛する
男性の静かで美しい愛の物語

生と死、愛の儚さを深く感じる


20. 司馬遼太郎『竜馬がゆく』
幕末の坂本龍馬の生涯を描いた
歴史小説の一部が教科書に。

時代を動かした偉人の生き様に
挑戦の大切さや生き方のヒント


これらの作品は
教科書で初めて触れた

しかし
なぜ国語に選ばれたか
わからなかった

オトナのいまこそ
わかるかも?

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