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女性が話に共感してほしいだけという感覚がようやくわかった気がする

よく、男性が女性から話をされた際に、そのされた話に対して男性はすぐにアドバイスをしたがる。

そうじゃなくて、女性はアドバイスなんか求めてなくて共感してほしいだけなんだ!

みたいな説があると思うのですが、

「うーんでもアドバイスしてもらえるならそれはそれで解決に向かう可能性があるのだからいいのでは?」

なんて男性の自分は思っていたのですが、

「あぁー共感してほしいだけってのはこういう感覚なのかも!」

と思った体験がつい最近あったので、今日はその話です。

私には4歳の息子がいて、朝9時までに保育園に登園しないといけないのですが、その日は家を出るのがいつもより早く、時間に余裕があったので、自転車こぎながら保育園に向かう途中で、公園に寄って子供と少し遊んだんですね。

公園自体は保育園のすぐ裏にあるので、9時ギリギリまで遊んでいたのですが、時計も9時に近づき、「さぁそろそろ保育園に行こうか!」くらいのタイミングで子供が公園の中にある池の近くで遊んでいたので、「落ちないように気を付けてね!」と声をかけていたのですが、案の定というか何というか池に落ちたんです。

で、子供は靴と靴下とズボンがびしょびしょになってしまって、保育園に予備の着替えはあるものの、靴も濡れてるし、子供も家に帰りたがってるから、しょうがないから家に一回帰るかと。

で、着替えてまた登園しようと思ったのですが、9時はもう過ぎてるし、自分はその後仕事だし、時間もないので「自転車に早く乗って!」と言ったら、「走って帰る!」と言い出したんですね。

「時間もないのにちょっと待ってくれよ!」と思ったのですが、これまでの経験から、4歳だから力も強いので無理矢理乗せようとしても泣きわめいて時間ばかりがかかるだけだと思ったので、「わかった!じゃあ走って帰るでいいよ!」と言って、子供は走り、私はその横を自転車で並走して家まで帰りました。

で、家に帰って、家で仕事をしていた奥さんにも手伝ってもらって、ズボン履き替え、靴下履き替え、靴を履き替えて、再度9:30くらいに登園して、子供を保育園に送り届けて、私は家に帰り仕事を始めました。

で、たまたま今は私は個人事業主で家で仕事をしているので、始業時間が決まっているわけではないというのもあって、そこまで焦らなかったのですが、これが会社員時代で始業時間が決まっていて、更に保育園に送った後に電車に乗って会社に向かわなきゃいけないみたいな状況だったら、多分平常心ではいられなかったと思います。

で、もし自分が「この前こういうことがあってさー」みたいな感じでこの話をパパ友にしたときに、「それはこういう風に子供に接すれば良かったんじゃない?」とか、「うちの子供はこういう風にしたらちゃんと言うこと聞いてくれるようになったよ」などとアドバイス的なことを言われた日にゃ、

「はぁ?そもそもお前は子育てを語れる程、本当に子育てをやってんのかよ?」

とか、

「お前の子供とうちの子供は違うから、お前の意見なんて別に参考になんねぇんだよ!一緒くたに子供はみんな同じとか思ってんじゃねぇよ!」

とか、

「お前の家族形態とうちの家族形態は違うから、そりゃお前んちの専業主婦の奥さんならお前を立てて、自分はちゃんと父親やってます的な良い気持ちにさせてくれるだろうよ!」

とか、そんなことを思いそうだなと思ったんですね。

別にパパ友にこの話をしたわけではなくて、あくまでもしあのパパ友にこの話をしてこんなことを言われたら、自分はこう思ってしまうかもという想像です。

で、この話をしたときの自分が相手に望んでるリアクションって、

「あーわかるわーそういうことあるよねー」

っていう共感のリアクションなんですよね。

別にアドバイスは求めてないんです。

確かにもっとうまく子育て出来ないかなとは思いますし、解決したい問題ではありますが、それよりもまずは共感がほしいんですよね。

で、

「あー!これか!」

「これが女性がよく言う、アドバイスがほしいわけじゃない、共感がほしいんだ!という感覚なのか!」

と思ったんです。

ただ、それと同時に、尊敬している相手や、認めている相手からのアドバイスなら聞けるなーとも思ったんです。

日常をかなり知っていてこの人は子育てに積極的に関与してるなーと思えるパパや、明らかにメインで子育てしてるだろうなーと思われるママとかに、共感してもらいつつ、アドバイスしてもらったら素直に聞ける気がします。

もしくは、尊敬していない相手だとしても、まず共感してもらって、相手も自分と同じような境遇なんだなということが認識できた上でアドバイスをしてもらえるなら、素直に聞ける部分もあるかもしれないなーと。

だからこそ、こちらがまだ何も認めていない相手からアドバイスされても、仮にそれが正しくても、お前が言うなや!となるなと。

何を言うかではなく、誰が言うかが大事というのはそういうことか!と。

もしアドバイスをするなら、ちゃんと相手に認められた上でアドバイスをすることが大事なんだなと思いました。

そして共感って大事なんだなーと思いました。

特に子供はコントロールが簡単にはできないし、十人十色なので、子供絡みの話はまずは相手の話に共感するというのが大事だなと思いました。

というか共感だけで正直いいんだと思います。

今うちの子供は4歳ですが、2歳の頃は2歳の頃で今とは違う別の大変さがあたと思うので。

でも、今はもうほぼその大変さは忘れたのですが、その当時はそれなりに辛い時期もあったと思うので、とりあえず共感だけしてもらえて、その辛い時期を乗り越えられれば、それはそれで問題が解決したとも言えると思うので。

アドバイスによってではなく、時間によって解決したってことですね。

だから何でもかんでもアドバイスすりゃいってもんではないと思います!

そんなことよりも共感してくれ!

ではまたー。

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