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ウィルゲート 逆境から生まれたチーム

こんにちは。
今何かに挑戦している人、悩んでいる人に読んでほしい一冊だと思いました

本気の気持ちと本気の行動の先には、
感動と可能性ある未来が待っています。

株式会社ウィルゲート 
代表取締役 小島梨揮さんの著書です。

1986年、岡山県岡山市生まれで
中学校までを岡山で過ごし、
高校から慶應義塾高校に入学して、一人暮らしを始める。

東京という場所で初めての一人暮らしで
かなり遊びまわり
何も目標がなく、熱く打ち込めるようなものがない生活を、
空しく感じていました。

小学校から中学校を共に過ごした
吉岡諒さん(現・ウィルゲート専務取締役)や
高校時代、プロサッカー選手を目指していた
都倉賢さん(現・プロサッカー選手)など、
友人が夢や目標を持って、それに向かっている姿に影響を受けました。

高校2年の時、
筆者は、自分の強みは何か、自分が成功するには何が必要かを考えた末に、「仲間」にたどり着きました。

自分がリーダーとしてチームを引っ張ることで、
チームを高めることができる

そういった理由から「起業家」という選択肢を取ったそうです。

「みんな素晴らしい夢を持っているが99%の人は行動しない。しかし夢を実現させた人は、みんな残り1%の行動者である。
しかしここまで行動が大切だとこの書籍で伝えても、結局99%の人は行動しないで読み終わるのだ。やるなら"今しかない"」

この言葉を大事にしており、
子どもの頃から「思いついたことは即行動」

はじめは、
海外のブランド品を輸入して売るという
ネットショップビジネスからスタート

教えてくれる人がいないので、
ネットショップ制作の書籍10冊ばかり買ってきて、
2週間寝食を忘れて作り込んだそうです。

その集中力がすごいです。
本当の努力とはこういうことを言うんですかね・・・

ゼロから立ち上げるまで、わずか2週間。
楽ではなかったが、その時までの人生で、一番熱くなれた時期だった。

ビジネスの世界では、百戦錬磨のビジネスのプロ達が事業を展開している。
大量の資本を注ぎ込んで、積上げてきた歴史ある看板を掲げて事業運営している会社がいくつもある。
その圧倒的な力を持ったプロ達と対等に競争する、
プロもアマチュアも関係ない世界、
容赦ない世界。

それは、プロ野球選手のなかに中学生が混ざって戦うようなもの。

全てを捨てて努力しても敵うかわからない世界でやっていく。

生半可な決意では成功できないと思い、
友人との遊びを全て断って、ネットショップに専念することにした。

"宣言することで簡単には引き返せないように自分で退路を断った"

自宅マンションの一室に、
1日20時間こもりきりで、ストイックにホームページ制作に没頭した。
休みは1日もなく、仕事の時間は月500時間以上。

筆者の人生観を変えたのは、小学校時代のドッジボールだったそうです。

県大会で優勝したり、西日本大会で上位に入るほどの結果を残しました。

しかし、人生に影響を与えたのは、結果ではなく、休みが1日もないような辛い練習を一緒に乗り切った仲間との時間・経験だった。

ネットショップにどれくらいの人がサイトに来ているのか?
これを分析しないといけない。

そのアクセス解析に対して、インターネットの可能性を感じた。
世の中のテレビ広告や雑誌広告があるが、その広告を何秒見たか、見た人の行動履歴をインターネット広告ほど分析できないと。
ここでweb事業への可能性を確認。

失敗も多かったが、
失敗するたびに何が失敗だったかを考えて、次に活かすようにしたので、良いものと悪いものを選定する目が養われていった。

失敗しては学び、失敗しては学びの繰り返し。

学んだことは必ず実行し、PDCAのサイクルを自然に回していた。
その結果として、遠回りしながらも着実に成長していった。

辞めたメンバーは多くいたが、筆者が大事にされていたのは、
みんなで妥協することなくやり切り、喜びを分かち合うこと。

意識やコミットメントの差があると、頑張っているメンバーもだんだんとやる気をなくす。
水が低い方に流れるように、
皆が低い意識で定着してしまうことだけは避けたい。

「志は世のため、人のためという思いであり、野心は私利私欲。野心でなした事柄は一代ではかなく消えてしまうが、志は必ずそれを受け継いでくれる同士が現れる」

ネット広告会社に30万円を騙された苦い思い出から、
事業にとって最も重要なのは顧客満足だと思うようになる。

その想いもあり、売上成果報酬型のWebマーケティング代行の事業を開始する。

「顧客ニーズの背景に社会、時代の流れがあり、
今、次の時代に何が求められるか」

「時代はどちらを向いているか」

起業でも何でも、成功している人はたくさんいる。

ということは、自分たちが成功していないのは、やり方など何かが間違っているからだと考える。
原因を特定して、是正する。いくら失敗してもいいから、同じ失敗は繰り返さないようにすること。

ウィルゲートの意味は、
ウィルには「志」「未来」
同じ志を持った仲間が集う扉、その同士が未来の扉を開いていく

目標として掲げていた、月の売上1000万円を達成。
経済的にも充実しているが、何か物足りない。

なぜ起業したのか

本当の目標は何だろうか

何を求めているのか

後悔のない人生は、毎日が充実している必要がある。

行きついた答えは、
「自分たちが創ったサービスを使って喜んでくれる人を増やすこと=社会へ貢献する領域を拡大すること、それを一緒に実現する仲間を増やすこと」
それを実現するには、もっと会社を大きくする必要がある。

そして資金調達をするが、失敗。

中途採用で即戦力を採用をする。
これも失敗

ウィルゲートショックが起こる

1億円の借金、実家売却、母親の病気、社員の退職、倒産の危機、
辞めた社員からの悪口の書きこみ・・・

「絶対に立て直す」

そんな中、
潰れゆく会社を救う投資家の方のおかげでなんとか持ちこたえる。
借金に裏切りに・・・
人生を諦めかけたが、それでも期待している人のために

絶対に再起する、受けた恩は10倍にして返すと決意。

自分を守ることや自分の不幸に何の価値もなく、自分を守る暇があるのなら一刻も早く支えてくれた人達に恩を返さないといけない

・会社のビジョンや価値観は、規模拡大よりもお客様の満足第一であること。
・そのうえで働く人たちや関わる人たちに、愛されるような人・会社を目指すこと。
・そのために事業において業界をリードできるような圧倒的成果を出すこと。
・そのためには組織全員がチームを大切にしていけること。

そんな思いに共感できるか、自分のビジョンと重なるを確認した。

残ったのは約30人中わずか10人。

その後、なんとか黒字に。

世の中に死ぬ気で取り組んで出来ないものはない。

会社は、メンバーの実務能力や経営テクニックだけで存在できるものではない。
会社を生かすのは、経営者の覚悟と、それに共感する社員の思い。
どんな思いをもって、誰と一緒に働くか、それこそが企業の根幹。

ベンチャー企業が、先発のベンチャー企業や大手企業に勝てる要素があるとしたら働く人の情熱だけ。

どんな窮地に立っても、情熱を絶やさず出来るまでやり続けること、その信念を貫き続けることが勝利への一歩。

「本気の先には感動がある」

これは、ウィルゲートのマインドを言い表すフレーズ。
スポーツにしても、イベントにしても、
どんなことも本気の想いがないと感動はない。
ビジネスも一緒。

「何をやるかよりも、誰とやるか」

ウィルゲートが立ち直れたのは、残ってくれた人、その後入社してウィルゲートの成長を牽引した人が「責任感と思いやりがある人」だったことが最大の理由、そんな想いを強く抱いていた。

"情報"を提供し、"機会"を創造することを通じて、一人ひとりの『will』の実現を支援し、その結果、価値あるヒトやモノ、サービスが適切に評価される社会を作りたい。

「このメンバーとなら、仕事に遊びに、何をやっても楽しい」
👇**
「何をやるかより誰とやるか」**

これを読み、
もっと本気でやらないといけないなと感じました。

本気の気持ちと本気の行動をしていこうと思います!

是非読んでみてください(#^.^#)


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