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脳がよみがえる断食力

以下の文章は自分の読書感想を思いつくまま書いたもの。個人の主観を多分に含んでいるため、苦手な方は回れ右してください。

本の詳細情報(読了日1/20)

書名:脳がよみがえる断食力
作者:山田豊文
出版社:青春新書
ISBN:978-4-413-04224-6

この本では、断食することのメリットとそのやり方について紹介している。

自分は大学生のときに断食、つまりファスティングと出会った。当時は実家ぐらしだったためあまり実践する機会はなかったものの、一人暮らしになったら実践しようと思っていた。

いざ一人暮らしになり、家事をすべて自分の手で行うようになったとき感じた。そもそも断食することの意味とはなにか?断食すると具体的な体の変化はなんだろうか?

この本にはそのような初歩的な疑問に答えている。アスリートや偉人、芸人も断食をおこなっている。彼らは断食をすることで圧倒的なパフォーマンスを実現できた。また、現代人はみな食べすぎで、そのせいであらゆる不調を引き起こしている。これらの改善方法として断食、とくに酵素断食がよいとこの本で言われている。

自分は現在まごわやさしいを意識して、食事をとっている。玄米と味噌汁で味噌汁の中に白ごま、わかめ、季節の野菜(最近は白菜と大根のどちらか)をいれている。月に3回は味噌汁にしいたけやじゃがいもをいれる。肉類や動物性タンパク質はほとんど取らず、外食したときのみ制限していない。外食は月に2,3回にしている。食事時間は10:00-12:00と16:00-18:00の2回。お腹が空いたと思ったときに作って食べるようにしている。

この食生活の結果、幼少期からの便秘が完全になくなり、それによるイライラもなくなった。また、体の免疫力があがって滅多なことでは風邪をひかなくなった。味覚が鋭敏になり、コンビニ食品などにどれくらい添加物が入っているかなんとなくわかるようになった。人為的に味付けされたものかそうでないものかも判別できるようになった。

今でさえこの状態だから、断食するとより体調がよくなるのではないかと期待している。時差ボケがなくなったり、集中力が増したりするそうだ。おそらく、多くの現代人にとってその効果は眉唾ものに聞こえるだろう。せめて、コンビニ弁当をスーパーのお惣菜に変える、自炊するなどよりよい食生活と運動習慣を身に着けてみてはどうだろうか。自分は運動が苦手なので、できるだけ階段を使うようにしている程度の運動しかしていない。それだけでもエスカレーターに乗っているのとは随分変わるだろう。あとは、寝る前にストレッチ(2種類,1分以内に終わるもの)を実践しているだけだ。

この本はよりよい食生活を送ることによる科学的根拠や数千人以上の断食経験者を生み出した作者の経験談がある。薄くて軽い本なのでこれからも何度も読み直したいと思う。

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