嘉義で織り成す、朝食のハーモニー「火婆煎粿」で決まり！
台湾の歴史と文化に触れられる嘉義は、旅行者にとって魅力的な街です。そんな嘉義で一番人気の朝食店が「火婆煎粿(ホーポジィンクェイ)」です。ここでは、油蔥粿(油ネギもち)や菜頭粿(大根おろしもち)という台湾の伝統的なおやつをアレンジした料理を味わえます。
油蔥粿とは、もち米に油ねぎを混ぜて蒸し上げたもので、鉄板で焼いてカリカリに仕上げます。菜頭粿は、大根おろしに米粉を加えて蒸したもので、白くてふわふわです。どちらも目玉焼きと特製ソースをトッピングして出されます。
この店の特徴は、料理が出来立てで提供されることです。注文するとすぐに鉄板が火にかけられ、目玉焼きが割られます。その間にせいろから油蔥粿や菜頭粿が取り出され、鉄板に移されます。香ばしい匂いが漂ってきて、食欲をそそります。
一皿分はかなりボリュームがありますが、それだけでは物足りない方には丸子油豆腐湯もおすすめです。これは、豆乳スープに小さな肉団子や揚げ豆腐を入れたもので、温かくてコクがあります。辛みそや酢を加えるとさらに美味しくなります。
「火婆煎粿」は東門円環から歩いてすぐの場所にあります。朝6時30分から営業していますが、人気店なので早めに行くことをお勧めします。台湾西部平野の中心地である嘉義の朝食文化を堪能してください！
