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歌詞

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弾き語りやバンド活動で書いた歌詞を載せていきます。
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2020年5月の記事一覧

【歌詞】さよならブルーバード

【歌詞】さよならブルーバード

しんと静まりかえった長い夜 君はもう夢の中
子どもの頃に描いていた理想など程遠くて
今の僕に何が残されているんだろう?
目がさえてしまう

夜の公園でひとり缶コーヒー
どれが湯気で溜め息なんだろう?
待てど暮らせど同じような毎日
続いてゆく

つないだ手を自ら離す度胸など僕にはなく
でも慣れ合いの時間は虚だ
どうしてこんなに切ないんだろう?

ぼんやりと空が白んできて 目を覚ます鳥たち
あんな風に

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【歌詞】虹

【歌詞】虹

誰に馬鹿にされようとも そんなこと気にならない
小さな希望の歌が この胸に流れているから

何の変哲もない単調な毎日だって そう
首を傾けてみれば気付く筈さ その輝き

「昔は良かったね」と後ずさりするより
「でも今が一番だ」と胸を張れる自分でいたい

深い悲しみの底で流した涙は いつか咲く花を育てるためのステップ
その雨の後に天にそっと架かる虹は 世界一綺麗な七色

ポケットも鞄の中も空っぽにし

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【歌詞】流れ星を探しに行こう

【歌詞】流れ星を探しに行こう

ここのところの君を見ていると
何故か胸が苦しくなるよ
またちょっと力み過ぎている

時々 歓呼(よろこび)を拾って
楽しく生きていけりゃいいのに
まだもっと先を求めている

不完全で無頼漢な僕らは
この深い煩悩を燃料にしながら
駆けるしかないだろう

今はまだ渋いままの果実も
いつかは熟れて甘い実に育つだろう
そう信じて共に生きよう

流れ星を探しに行こう
10代に戻ったような気持ちで
青臭く夜空

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【歌詞】星々の涙

【歌詞】星々の涙

手を伸ばしても届かない星だと言い聞かせた
その手をかざしもせず自分に嘘をついた

弱虫の僕はいつも本当の気持ち隠して
無難に生きるための近道を探してきた

でもね 近道など本当はないんだよね
それを知ったとき真実の旅が始まる

あの一番まぶしい星だってきっと昔は
数え切れぬほどの涙を流したんだろう
流した涙が磨き上げたその光は
悲しみの闇をそっと優しく照らしていくよ

とはいえ時に人は自分の星を見

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