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南アフリカから火が付く「Visaビットコイン決済カード」

ビットコインが「価値の保存」や「決済手段」として少しずつ価値を帯びてくるというはなし。

これまでは「投機」として一発当ててやろう的な見られ方をしてきた仮想通貨もといビットコインですが、
次に紹介する2つのニュースからも、その可能性が感じられるかもしれません。

■テーマを裏付ける2つのNEWS

➀ VisaのCEOが「デジタル通貨は最終的にVisaプラットフォームでより主流なものとして使われるようになるだろう」と述べた

② ケニアで圧倒的シェアを持ち、Paypalと提携済みのM-pesaを運営するサファリコムがVisaとも提携した

■➀ VisaやMasterCardが仮想通貨の可能性を語った

仮想通貨を決済に使おうとすると、通常のクレジットカードと同じように「不正な取引じゃないか」とか「本当に仮想通貨として保有しているか」など、
様々な透明性をクリア出来ないと扱う会社としてまずいですよね。

そのため、VisaとMasterCardの2社が企業に厳しい審査を求めているそうです。
(あれ?JTBは?(笑))

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その中でも、VisaのCEOであるAlfred Kelly氏が「CNBC Evolve Summit」というイベントで語った言葉が面白いです!

「すぐに実現することではないものの、デジタル通貨は最終的にVisaプラットフォームでより主流なものとして使われるようになるだろうとした。特にナイジェリアのように、銀行など従来型の金融機関にアクセスできない人々が多い新興国の市場で普及すると見ている。」

そこで次のニュースとも具体的に紐づいてくる世界が見えてきます!

■② M-pesaが2020年5月にVisaとも提携している

アフリカを中心とする新興国では「M-pesa」という口座が開けない人のために開発された送金サービスが大バズりしているのはご存知でしょうか!?

ケニアの人口4,800万人の内、3,200万人が使用するメガ送金サービス。
実は2018年からGoogle、Paypalとも提携している上に、「M-pesa Global」という世界規模のサービスへと発展しています。

そこに加えてVisaとの提携を発表。

PaypalとVisaが本格的にビットコイン決済に乗り込んできた経緯も踏まえると、
M-pesaとの連携も視野にあると感じざるを得ません。

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■ジョブログが妄想する「中国のアフリカ支援との関係」

ジョブログは、そこに加えて中国の「一帯一路」構想が関わって来るかも?と考えています。

兼ねてより、中国はアフリカへの投資支援を中心とした侵略を進めていますが、
デジタル人民元の実験を開始し、既に中国全土に浸透させたQR決済のノウハウを元に、
デフォルトになる国々を中心に、デジタル人民元の決済基盤を整備していくかな?と考えています。

そこで、自然とデジタル決済になれた人々が
「個人資産の保管」として自国通貨をビットコインに変えていくと同時に、M-pesaがビットコイン決済・送金を進める事で、
自然とデジタル人民元からビットコインへ、決済のメインが移るかも?

とジョブログは考えています。

中国政府としては「本当は避けたい展開」になると思うのですが(笑)

ただ、米国の冷たい風当たり等のお貿易摩擦が減っていないし、
アフリカへの投資が渋り出している事もあるので、これから中国経済が上向きにならない限りは、
米国のアフリカ進出のほうが早いかもしれません。

■最後に

以上です!いかがでしたでしょうか?

ぜひ、なんとなくしか知っていなかったビットコインから、
将来当たり前に使うものになるかもしれない「デジタル通貨」として今から見方を変えてみて欲しい!

昔はクレカ決済も、Suicaで電子マネー決済するのも、
皆あやしくて使っていなかったわけですから(笑)

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