「『自分らしさが出せない…』と悩む人」へ送る本(キャリアブックコンシェルジュ④)
久しぶりのブックコンシェルジュ記事投稿となりました!
転職後、自分のスキル不足やミスコミュニケーションに悩み、「そもそも私の強みって何だっけ?」と、自分で自分が分からなくなってしまったタイミングで開いた本です。
Amazon.co.jp - 「自分」を殺すな、武器にしろ | 瀬戸 和信 |本 | 通販
※久しぶりの投稿で、ちゃんとURLが記載されているか不安です…(^^;
「『自分』を殺すな、武器にしろ」瀬戸 和信著(朝日新聞出版)
★仕事や家庭などで自分の良さを活かしきれていないと感じている人におススメ!
著者の瀬戸さんは外資系企業を含む7回(!)の転職経験をお持ちの方です。自身のキャリアと向き合う過程で、「苦手を改善するより、得意をダントツに突き抜けさせることに注力(シフト)したほうが、人生が好転する」ことを、この本で説いています。
私がテーマにしたいと思っている「その人の個性を活かした社会をつくる」という点でとても通ずるものがあると同時に、「得意なことなんてわからない…」という人に対して、その見つけ方を与えてくれるような内容にもなっています。
特に社会のリーダーと言われる人たちも、苦手分野は他人に任せる等のアウトソースをして、自分は得意分野に全ての力を注ぎ込んだ人も多い、と書かれていて説得力があります。
ちなみにコーチングのスキルもお持ちの瀬戸さんは、本の後半で人の育成についても書かれています。
実は、転職先で、直属の先輩との関わり方に少し悩んでいたのですが、相手の強みや弱み、そして自分の強みや弱みが分かり、加えて業務の特質なども鑑み、客観的に見ることが出来て心のザワザワが少し落ち着いています(笑)
人との関わり方に悩んでいる人も、是非ぜひ読んでいただき本です。