無駄かどうかの判断について。
新企画編集部、中目黒生まれ中目黒育ちの白戸です。
先の記事(URLはこちら)で、だれも興味ないと思いますが、私の出身地がバラされました。今をときめく中目黒と聞けば、誰もがステレオタイプに「あ、金持ちね」と早合点しがちですが、あえて否定も肯定もしません。
……とまぁ、そんなことはどうでもいいとして。。
唐突ですが、今日はゴルフについて少し書きたいと思います。
*私は、この新企画編集部に異動となる前には、小社発行のゴルフ雑誌「ワッグル」編集部におりました。
若者にとってゴルフは無駄
最近、こんな記事がとある関係者の方から送られてきました。
20代の若者が不要に思うもの。
1位の固定電話に続き、2位がゴルフ、4位に新聞と雑誌。
……
悲しいが、まぁでもわかる。
ゴルフも雑誌も娯楽であり、ゴルフをやろうが、雑誌を読もうが、いますぐ何かに役立つわけでもないし、とくにゴルフは金も時間もかかります。
仕事でもあったし、当然私もゴルフをしておりますが、始めたのはちょうど6年前くらい。自慢ですが昔から運動神経だけは良くて、スポーツに関してはあまり苦手意識がなかったのですが、ゴルフは例外でした。仕事のおかげもあり、今ではある程度のスコアで回れるようになったものの、いい時と悪い時の差が激しく、昨日の自分と今日の自分の違いに絶望的な気分になる、ということを繰り返しています。本当に難しい。
ゴルフが敬遠される理由としては、始めてから楽しくなるまでにかなり時間がかかるというのもあります。正直な話、わたしも1年くらいは「つまらん。こんなのスポーツじゃない」とか思いながらやっていました。ただ、続けていればそれなりに上達し、スコアもよくなっていきます。とあるポイントで「やばい。ゴルフ超楽しい」とハマるのですが、多くの人がそうなる前にやめてしまう。
そんなこんなで、この記事を読んで、「まぁわかる」と思うと同時に、「でもちょっと待てよ」と。ゴルフってそんな無駄なものなのかと。
開けた緑一面のコースで、あーでもない、こーでもないと思いながら、一打一打に集中することを繰り返す。カップから逆算して、どう攻めればいい結果を掴めるのか、思考を巡らす。で、大抵予定通りにいかない。頭を切り替えて次の作戦を考えながら、2打目の地点へ歩いて行く。今の自分の技術でできることを考えて実行する、たまに背伸びしてできないことをやろうとして失敗する。
の連続がゴルフです。こんなことを考えながらプレーするんですが、
「いいスコアを出したい」というシンプルな目標に対して、自然の中で思考をめぐらし、失敗を繰り返しながらも、自分の頭で考えて一回一回決断を下す。これじつは、なかなか意味のあることなんではないでしょうか。
確かに時間もお金もかかるので、贅沢な趣味であることに間違いはありませんし、無理してやるのも違うとは思うのですが、あまり考え無しに「無駄」と決めつけてしまうのも勿体ない気がするんですね。
始めてから「楽しい」と思えるようになるまでに時間がかかるのも、ゴルフを「無駄」と思ってしまう1つの大きな要因ではありますが、何が言いたいかというと、そもそも最初から「楽しい!」とか「わかった!」気になれるものってどうなんだろう。ってことです。
いま売れに売れている山口周さんのご著書にも、そのようなことの大切さが書いてありました。他社さんの本ですが、おすすめです。
もし、せっかく始めてみたという方は、ゆっくりでもいいので、続けてみてはいかがでしょうか。何か人生にとってプラスなことがあるかもしれませんよ。
……
来週の水曜日、有給でゴルフに行ってきます。(あれ、会議があったかも)
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