【パワプロ歌手の私見⑤】〜経歴が凄すぎるとハードルが上がってそれはそれで大変なこともありますよね?編〜

以前Xで投稿させて頂いた【パワプロ歌手の私見】個人版です。
皆さん素晴らしい歌い手さんであるのは大前提として、『こういう見方もある』を私なりの視点で投稿してみたいと思い、このようなnoteを作成してみました。お一人ずつ日を分けてお話していこうと思っています。

5人目は麦野優衣さん

実況パワフルプロ野球2016主題歌『Never-ending tale』の歌唱・作詞を担当されています。

また、パワプロチャンピオンシップス2017公式テーマソング『Flying High』の歌唱・作詞も担当されています。

どちらの楽曲もパワプロファンから人気が高く、5年前のパワプロ25周年記念コンサートでは、歌唱担当として起用されるご活躍に繋がっています。

音源を最初に聞いた時のインパクト・毛色の違いには、耳を"向けさせる力"があり、『今回は少し違うタイプの方なのかな?珍しいな?』という印象を持ちました。


調べてみると、確かに珍しく違ったタイプの方でした。


しかしそれは正しいようで、実は全く違う感覚だっと気付きました。


麦野さんは、エリート過ぎて"逆に珍しい方"だったのです。


この方をエリートと呼ばずして誰をエリートと呼ぶのか。


8歳でアメリカ移住。
中高は香港の国際学校に通学。
バークリー音楽大学(作曲・編曲専攻)に"奨学生"として進学。
飛級で卒業。
有名音楽レーベル主催の世界的オーディション特別賞受賞(1万6千人中)。
アポロシアターアマチュアナイト月間チャンピオン大会出場(アジア人唯一)+完唱…

ちなみに、トリリンガルです…

もうこちらをご覧下さい( ̄∇ ̄)/


※麦野優衣さんHP

※バークリー音楽大学は世界最高の音楽大学です。
※アポロシアターアマチュアナイトはブラックミュージックをルーツにした、清水翔太さんなども出場経験のある世界的なプロアーティストの登竜門です。拍手で優勝者が決まり、ブーイングを浴びればパフォーマンス途中でも即退場となる非常に厳しい音楽イベントとしても知られています。


そりゃあ上手いわけです。

しかも、専門は楽曲制作の方って…

カッコ良過ぎませんか?


ただ、私の投稿では"歌手"という観点をテーマの一つにさせて頂いております。


如何に素晴らしい経歴と地力があったとしても、実際の歌唱を"良い"と思うかどうかは人それぞれです。


それが"歌手"という観点においては、ついて回る宿命でもあるのではないでしょうか。


まっさらな状態で麦野さんの歌唱を聞いた後にこの経歴を見た方、経歴を見てから麦野さんの歌唱を聞いた方、何も調べない方、それぞれ果たしてどう思うのでしょうか。


輝かしい経歴は、時として過度な期待を集め、嫉妬や妬み、失望にも繋がります。


麦野さんの背負っているものは大きいなと、この記事を書きながら勝手に想像してしまっています。



私からは麦野優衣さんが歌唱を担当されている楽曲

『LIES & TIES』

をオススメさせて頂きます。

麦野さんらしいクールでスケール感のあるフル英語の楽曲です。

どことなくパワプロ楽曲のテイストも感じつつ、ジャズ要素も取り入れた高い音楽性を感じる、まさに麦野さんが歌っているから聞きたい1曲。

これを、力強くも適度な按配を保った歌唱でスマートに歌い上げています。

麦野さんのレベルの高さを感じる至極の1曲だと私は思っています。

ぜひ、聞いてみて下さい。



※パワプロコンサートは昼の部参加

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