【パワプロ歌手の私見④】〜"それは言わなすぎですよ"編〜
以前Xで投稿させて頂いた【パワプロ歌手の私見】個人版です。
皆さん素晴らしい歌い手さんであるのは大前提として、『こういう見方もある』を私なりの視点で投稿してみたいと思い、このようなnoteを作成してみました。お一人ずつ日を分けてお話していこうと思っています。
4人目はKOCHOさん。
実況パワフルプロ野球2018主題歌『Brand New Sky』の歌唱・作詞を担当されています。
KOCHOさんの楽曲音源やパワプロコンサートでの歌唱を聞き、今回は、私が投稿テーマの一つとして考えている『観客と演者の間にある"エアポケットのようなもの"』を感覚的にお話しさせて頂きたいと思っております。
『Brand New Sky』の音源を聞くと、まず『可愛い声だな』と思うのではないでしょうか。
私は最初に聞いたとき、それにプラスして『フワッとした立体的な声』だなと思いました。
空間がないのに、空間の中で声が響いている感覚です。
『凄いな!どうやって歌ってるんだろう?』と率直に思い、パワプロコンサートに行きました。
私含め恐らく観客の殆どが、天然ほんわか系の声を聞く準備をしていたように思います。
そして、KOCHOさんの歌う前のMCで皆さんこう思ったでしょう。
『あれ…?声が違う…?』
ここで、KOCHOさんのご活躍について簡単にご紹介させて下さい。
KOCHOさんは日本音楽著作権協会正会員でいらっしゃいます。
いきなりぶっ込んでしまい大変申し訳ございません。
KOCHOさん、めちゃくちゃ凄い方です。
この記事を書いている私の背筋は、完全に伸びています。
続いて楽曲の実績を申し上げます。
私は前々回の投稿で"言わない"歌い方をご紹介しましたが、それは言わなすぎですよKOCHOさんでお馴染みドラマ『アンナチュラル』挿入歌『カタルシス』や、子どもがいる方なら誰もが知っている『銭天堂』ED 『はにゃ○満点、銭天堂。』などがございます。
幼少期から合唱団に所属し、大学音楽部を卒業されている経歴に加え、ジャンルや楽曲、関わり方に囚われない活動から、音楽家に近い歌手という印象を持ちました。
つまり、あの歌唱は"技術"だったのです。
天性にみせる歌唱。
上手すぎます。
私の感覚で大変恐縮ですが、声帯が捻れ上がっているのになぜあんなに響くのか、意味が分かりません。
見応えもあり学びさえ感じさせ、パワプロくんも脱帽だったのではないでしょうか。
最後に、私から是非ご紹介したい注目ポイントがございます。
それは、アニメ『銭天堂』ドラマ『私の宝物』での野田愛実さんとの相性です。
特に銭天堂では、シンガーソングライターであり"歌手"としてもトップクラスの実力・知名度を持つ野田愛実さんとOP・EDで対を成すご活躍。
両者1歩も譲らぬ音楽性と技術のぶつかり合い。
個人的に痺れますね〜
『はにゃ○満点、銭天堂。』子ども達も大好きです。
※パワプロコンサートは昼の部参加
※団体名称はwikiより。
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