ホテルサービス その210 - 古典芸能とホテル -
今の仕事が転職なのか異職なのか?
本人にしても分からないものです。
人それぞれ経緯を振り返ると幼少時代の体験に基づいた方は多いと聞きます。
私の実家は料亭を営んでいました。
その影響は強く幼年時代より出汁の香り、板さんの声、中居さんの明るさ、三味線の音、芸妓さん芸者さんの所作が大好きです。
うろ覚えな背景も手伝ってなのか近年覚醒したのが古典芸能「長唄」です。
「長唄」は三味線と小気味良い鼓の音に歌を添えて表現する楽曲。
若い頃は時代遅れの古臭さに耳に入ることすら嫌で堪りませんでした。
歳を重ね目覚めた楽曲に「まだ人生これからだよ』と背中を押されている感じがします。
『長唄 = 唄』情景描写の唄であり歌舞伎の音楽として発達。
派手でリズミカルなものが江戸長唄の特徴で演奏時間は約1分~50分超えまであります。
一方の都々逸は!
七、七、七、五の俗曲や小唄で構成。
惚れて通えば
千里も一里
逢えずに帰れば
また千里
と短く全編5分もあれば終わる庶民派。
ちなみに浄瑠璃は『物語」です。
どれも古典芸能であり日本人の根底にある唄は聴けば聴くほど良さに酔いますなぁ~。
おっと、ホテルを目指す話でしたね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ホテルの起源は5世紀より記録されていて、日本でも645年の駅戸を基に宿泊飲食文化は確立された歴史を持っています。
都内には「能舞台」備えているホテルもありそれを象徴しているかの様に受け取れます。
所謂ホテルの仕事自体が古典文化だと申しても過言ではなさそうですね。
🪕いょ~~~ポン🥁
明日は恩返しについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR
いいなと思ったら応援しよう!
記事をご覧いただき「ありがとうございます」共感できたと思われたらチップをおねがいします。 Feel the JJ touch.