人生のための5つの力 ~生きづらさを乗り越えるために~
…苦しく生きづらい…
そんな世の中だと思いませんか?
そんなことないのなら羨ましいです。
なんで生きづらいの?
世の中がおかしいから?
それもあるのかもしれません。
でも、、、
僕自身について言えば、
この世の中を生きるには、
あまりにも未熟だったのだと思います。
「社会をたくましく生き抜くため力が足りない」
...そんな僕でも、
少しずつ成長してきました。
それは、
生きづらさの改善でもありました。
世の中を生き抜くための力。
5つあると思います。
『メタ認知』
『自我』
『自立』
『自律』
『オープン性』
の5つです。
『メタ認知』
“世の中を生き抜く”
そのための成長を支える力が
『メタ認知』
です。
自分を自分で客観的に観察する能力です。
自分の感情、行動、能力、考え、、、等を
「客観的に観察するもう一人の自分」
そんな感じです。
メタ認知が低いと、
感情や状況に飲み込まれてしまったり
自身の現状把握を誤ったりしがちです。
そして、
以下の4つの力を育てるためにも必要な力が
『メタ認知』です。
『自我』
生きる力の中心が
『自我』
だと思います。
精神分析的な意味での自我です。
私たちは、
本能的、動物的、私的な欲求や欲望を持っています。
これを「エス(イド)」と言います。
一方で、
社会や親、他人からの要求や期待を
感じたり、背負ったりしています。
これを「超自我」と言います。
「エス」と「超自我」の
バランスをとる力が『自我』です。
自分の欲望に打ち勝ちつつ、
社会や他人の奴隷にならないための力です。
自我は、
「エス」と「超自我」との戦いの中で育ちます。
試行錯誤や失敗、苦難などを乗り越え育てる力です。
『自我』が育てば、
エスや超自我に振り回されることなく、
「自分の人生を生きること」
ができます。
『自立』
「超自我」に押しつぶされないための力が、
『自立』
です。
自立にどんなイメージを持っていますか?
「自分でなんでもやる」
そんなイメージでしょうか?
僕の考える『自立』は、
「自分の責任として決断する」
です。
なので、
自分でやらずに「助けを求める」
と“自身の責任として決断する”
これも立派な『自立』です。
親、上司、パートナー、世間、状況、環境、
それらのせいで、仕方なくやらされる。
また、
嫌われるかも?失敗をするかも?とても不安、、、
けれど、
勇気をもって
自分の責任として決断し行動する。
それが自立した人間だと思います。
『自律』
目先の欲望や欲求をコントロールする力が
『自律』
です。
「エス」をコントロールする力です。
これは説明するまでもないと思います。
『オープン性』
人生をより発展させる力が
『オープン性』
です。
哲学的に言えば
『開かれている状態』です。
僕たちは、
自分の考えや感覚に“閉じて”しまいがちです。
「僕はこう思う」
「私はこう感じるから」
それは正しいかもしれませんが、
それらに“閉じずに”
「もしかしたら違う考えがあるかも?」
「でももっと違う感じ方があるかも?」
と“開かれている”と、
より発展につながります。
認めづらくても、
訂正や修正をする謙虚さと勇気を持つ。
そして、
ときには不安に打ち勝ち飛び込む。
そのように、
“オープン”を心がけるほど、
人生の発展可能性はひろがります。
以上が僕の考える
“生きづらい世の中を生き抜く5つの力”
です。
いかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕の課題は、
こころが子どものままで未熟なので、
精神的にもおとなに成長することです。
そのための5つの力です。