週末のために頑張るのはやめた

「土日のために今週も頑張る」
「月末のライブのために今月も頑張る」

このように自分のスケジュールにご褒美を組み込むことで
その日までの日々を耐え抜こうという人が多くいると思う。

だがそれはその日までを生き抜くために
ぶら下げられた人参を追いかける馬のようではないか。

ご褒美がないと頑張れない構造自体が
生きる上でジリ貧になっていると感じる。

ご褒美がご褒美と感じなくなった時や
ご褒美の日を設けられなかった時に
何を目標に頑張るのか。

私はこのような考え方をするようになったからなのか
あるいは、日々の小さな出来事に幸せを感じることが
できているからなのか、
週末の休みのために一週間の仕事を頑張ろうと思わなくなった。

むしろ、毎日が楽しい日々になるために
思考しているし、毎日どうやったら楽しくいられるかを
模索している方がよっぽど幸せだ。

個人的な価値観にはなるが、
私は受け身で何かから楽しさを享受するよりも
自らコンテンツを作り出してそこから楽しさを享受する方が好きだ。

月末の旅行を楽しみに生きるのも
人それぞれの生きがいだから否定はしない。

だが、決まりきった未来が訪れるまで
無思考で日々に忙殺されて過ごすのか、
思考を繰り返し日々の小さな幸せを見出して
毎日を楽しく過ごすか。

私は後者の人生にしていきたい。

今日あなたが会社に向かって歩く道は日々と同じに感じても
他の誰かが歩けば違うように見えるかもしれない。

他の誰かになった気持ちで
毎日歩く道に対して、心の中の自分と対話すれば
同じように見えていた景色が違うものに見えるかもしれない。


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