赤組(JAL)の短距離路線に乗ったよ(第8回)伊丹空港⇔但馬空港
赤組の短距離路線の搭乗記の8回目は本州のなかで海の上は基本的に飛ばない路線です。しかし県境を越える路線としてはJALグループの最短の路線の68マイルのルートです。
◆伊丹空港⇔但馬空港
空港間の距離は68マイルです。キロメートルで表すと100kmを少し超えたくらいの距離で海などで隔てられていないので、飛行機でなくても中国自動車道と北近畿自動車道を使った高速バスや鉄道でも行くことが可能ですが、陸路(自動車・鉄道)では3時間ほどかかる所を空路では30分とダントツに早いです。この路線の搭乗記録はこれです。
◆搭乗の記録:伊丹空港⇒但馬空港
この路線に乗ったのは丹後半島を旅行する時で伊丹空港からレンタカーを借りて行く方法もありましたがJALグループの就航している空港に全部行くという目的もあり空路を選択しました。勿論、短距離路線に乗るのも目的ですが。
早朝の便で羽田から伊丹に移動し伊丹空港からがスタートです。この路線はプロペラ機のATR42-600での運行なのでバス搭乗となり、その搭乗口を撮影。ここにも機種が書かれていていいですね。
時間になりバスで搭乗機へ向かう。この機種は後ろに搭乗口があるので前方座席を選ぶと降機は最後になり普通の機材とは逆なので注意が必要です。
搭乗して機内から撮影。プロペラ横の座席で回るとちょっと怖い座席です。
この便で伊丹空港を離陸する時の動画を撮影。
この日は天気が悪く雲が多いので地上風景は見られないと思っていましたが、離陸してすぐのタイミングで少し見えたので撮影。
飛行時間は30分ほどですぐに但馬空港に着陸。スポットで停止した所で但馬空港のターミナルを入れて撮影。
この但馬空港に着陸する時の動画を撮影。
降機してターミナルに向かう時に振り返って撮影。
レンタカーを借用して丹後半島の旅へ出発しました。
◆搭乗の記録:但馬空港⇒伊丹空港
丹後半島の旅行を終えて空港に戻って来ました。豊岡の町の方から空港は丘の上の方にあり空港への取付道路には但馬空港の愛称の「こうのとり但馬空港」の看板がありました。
空港に到着しまずはターミナルを撮影。但馬空港の看板は大きいですが、あとから愛称の「コウノトリ」を取ってつけたような感じ。
この但馬空港には国産の旅客機が展示されているので見に行く。それがこのYS-11でANAの塗装のまま展示されていた。
ターミナルに入るとこの空港の愛称の「コウノトリ」の展示があった。
少し早く着いたのですがカウンターには「前便は条件付き」とあり少し待って係の方に聞くと「視界不良で着陸できない時は伊丹に引き返しで、但馬からの便は欠航」と聞き慌てる。この日は伊丹を経由して羽田に帰るので欠航は大変です。欠航の場合は代替えの高速バスを運行するとの事で伊丹からの便には間に合わないが新幹線では帰れそうである。
不安なので展望デッキに向かうとターミナル内にある小型機を上から見る事が出来た。
展望デッキに出ると白い雲が空いっぱいで有視界飛行では着陸が難しそうというのがわかる。着陸予定時刻になっても全然見えずやっと着陸等の灯りが見えてきても機体が見えず心配したが滑走路ギリギリで機体が見てきたので安心し着陸を見届ける。
無事に着陸したので帰れるとセキュリティを抜けて搭乗待合室に行く。搭乗口には電光掲示板などもありませんが1日に2便で同じ路線なので問題ないですね。
搭乗待合室からは乗っていく機材が見える。
定刻になり歩いての搭乗です。雨も気にならないくらいです。搭乗する機体の後ろにはYS-11が見える。
優先搭乗が出来たので誰もいない時に機内の撮影をする。この機体は後ろからの搭乗で最前列には非常口が設けられているので飛行機では珍しいお見合い席になっている。
着席して但馬空港を撮影。帰りもプロペラの真横の席で少し怖いね。
いつもの離陸動画を撮影。
離陸してからずっと雲の上で地上の風景は見えなかった。
雲が多いけど着陸の前には地上も見えるだろうとお約束の離陸の動画を撮影。
定刻に伊丹空港に到着し羽田への便にも間に合った。
この路線に搭乗した時にGPSで記録した飛行経路はこのようなものでした。行きのGPSログは少し切れてつないだのですが海の上を少し飛んでいますね。