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下を向いてもいいから、生きて。

本記事には繊細な内容を含みます。
人によっては不快な表現もあるかもしれません。
細心の注意を払いますが、至らぬ点がありましたらご指摘ください。
心がつらい時、支えが欲しい時、助けが必要な時は、下記ホットラインをご活用ください。





本題に入らせていただきます。


悲しいニュースがありました。

記事内で触れられているのは、まだ年端もいかぬ子どもたち。
特に小学生の不登校児童の数が前年比18%増と顕著です。
コロナ禍によって学校生活が一変してしまい、変化についていけない子どもたちが多いのかな。

そして、悲しいことに自殺で亡くなった小中高生の方が最多になったそうです。
要因として、

文科省は「家庭で居場所のない子供たちの救いの場になっていた学校がコロナ禍で休校になり、行事も中止や延期になった影響もある」

とのこと。
とても胸の痛い、深刻な問題だと思います。

家庭環境、経済状況、様々な要因で苦しみ、学校に行きたくても行けなかったり、居場所を模索しながら絶望し、若すぎる命を絶ってしまう子どもたちのことを考えると...

今この瞬間も、どこかで誰かが苦しんでいる。
命の瀬戸際にいる人もいるかもしれません。
そんな中私に出来ることはほとんどない。
せめてホットラインの存在をnoteで細々と周知するくらい。
自分の無力さにゾッとします。

私も高校生の時、一時不登校でした。
どう生きていくのか途方に暮れた経験があります。
今の社会は、「将来どうなりたいのか」「何者になりたいのか」を早く決めなさい、という圧が強すぎるようにも思います。
その圧に屈しました。

私なんかに比べて、今の子どもたちを取り巻く状況はかなり深刻です。
ネットの発達で当時の何倍も人間関係は複雑になり、何十倍もの情報にさらされています。
コロナ禍で外部との接触が制限され、多感な時期を鬱屈と過ごさざるを得ない。
はっきり言うと、「便利だけど生きにくい」社会になった気がする。
大人でもしんどいのに、子どもは言わずもがなだと思います。

きれいごとならいくらでも書き連ねることができますが、そんな言葉たちに意味はない。
でも、ひとつだけ。
ただただ、生き抜いてほしい。

あなたたちはまだ若いだなんて、生きてりゃ楽しいこともあるだなんて、無責任なことは書けません。
だからこそ、一言だけ。どうか、生き抜いて。

私みたいに大人になっても家族と社会に甘えきりのボンボンもいます。
失敗ばかりで、みじめな25歳です。
特に家族には心配と迷惑をかけまくって、いまだにすねをかじって生きています。
死のうと思ったこともありますし、包丁を自分に向けた夜もあります。
涙は何リットル流したかわかりません。
でも、生きてます。

人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる

とは、あの「全裸監督」村西とおる氏の言葉です。
彼は借金50億、懲役370年だそうです。笑えてきませんか。

つらくなったら下を向いて歩こう。
下を向いてもいいから、生きて。
生きることは、それだけの価値があること
だと、思います。

長く、暗い話を書いてすみません。
冒頭のニュースをみていてもたってもいられなくなりました。
いろんな意見や考え方があると思いますが、一人でも多くの方が子どもたちに思いを馳せる、そんな社会になればいいなと思います。

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じとめん
サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。