天中殺期間とは、自分をアップデートするとき
一般的によく恐がられる「天中殺」「空亡」「大殺界」といわれる期間。
これらは「運が低下する」「悪いことばかり起こる」という風な話も広がっているのですが、実はそういうことではないのです。
本質的には「現実世界を守る枠がなくなる」だから実業など、実際の物事を動かそうとするとうまくいかなかったり、逆にうまくいきすぎる(でも、その場合後で代償を払わないといけない)、コントロールできなくなる、、、たとえばそういうことです。
一方、現実における運勢はお休み期間ですが、精神世界に触れること、自己修養、先祖供養など、見えない世界、際限ない世界に触れるには最適ともいわれています。
(※ちなみに、私が同期の算命学の仲間よりも少しだけ突き抜けてしまったのも、もしかしたら天中殺期間に勉強を始めて、そのころ皆よりちょっとだけ勉強を頑張ったからかもしれません)
そして、運勢の土台はまずは精神を整えることと私の流派では言われます、、ということは12年に2年回ってくる年天中殺、12か月に2か月回ってくる月天中殺(月内にもありますがそれは省略)で精神を整える、鍛えることが、後の10年もしくは10か月にとって最重要な使い方ともいえるのです。それゆえに、学問の箴言として「天中殺を制する者は人生を制する」ともいわれるのでしょう。。。。
ここまできいていかがでしょうか。一般に流布している天中殺でさえここまで奥が深いのです。。学び続ければ続けるほど、わかるとさらに奥まで知ることができるのです。