見出し画像

【私の仕事】働き盛りな社会人こそ「ギャグマンガ」を読むべき理由【マンガ感想文】

私は、自信があり・本業に役立っているスキルの一つに「会話力」があります。

このことについては、多くの方から指摘されているので、客観的に考えても恐らく能力が高いのでしょう。

しかし、

会話が面白い=常に面白いことを言う(面白いエピソードトークがたくさんある)

と勘違いされている方が多いことが気になります。

正直なところ、これはかなり的外れな考え方です。

まず、会話というのは、常に決まった相手ではなく、業務内容や相手側の都合などから様々な方(様々な性質を持つ方)と行います。

その場合に、その方々すべてに刺さるエピソードトークを持っている訳はありませんし、そんな人は存在してないでしょう。

だからといってここで途方に暮れる必要はなく、会話を盛り上げる・興味を持ってもらえるためには、そんな「特殊な話題(自分の人生の切り売り)」をしなくても大丈夫なのでご安心を。

実際に会話をする際に必要なことは、

「間」「空気感」「語彙力」

の三つです。
このたった三つを考えながら話すだけで、普通の会話ですら、相手に対して魅力的な会話(営業トーク)になることが間違いないです。

しかし、上記で「たった三つ」と言いましたが、このスキルを身に着け・能力を磨くことは中々難しいです。

私の場合、ありがたいことに、身近に会話力が物凄い高い方がいらっしゃったので、その方を真似をすることでスキルを身に着けるが出来ましたが、恐らくですが、そんな方はそう簡単には会えないと思います。

では、そういった普通の方々はどうやってこれらを身につけることが出来るかというと、

(ギャグ)マンガを読む

をすれば良いです。

マンガは性質上、絵と文字だけで読者に様々なことを伝えなくてはいけません。

そして、笑いというのは「意外性」などが重要なポイントになりますので、マンガでは前述の「間」「空気感」「語彙力」を、かなり気をつけて使用しています。

ですので、そういったところを学ぶのにはとても良い教科書と言えるでしょう。

今回の記事では、会話力を身につけるために教科書になり得るギャグマンガを紹介していきます。

※数字が大きいほうが、作品中のギャグが濃いというイメージです。
しかし、ギャグが濃いほど刺されば面白いですが、その一方で、世間一般ではあまり受け入れられないとも言えてしまいます…
様々な方との会話・営業は、それほど濃い笑いは必要ないですので、面白ければ面白いほど教科書に相応しいというわけではありません。

ーーー

レベル1「百姓貴族」(荒川弘)

「鋼の錬金術師」「銀の匙」「黄泉のツガイ」など、大ヒット作連発の荒川弘さんのエッセイ集です。

この方の作品をギャグ漫画のカテゴリーに入れることに抵抗はありますが、一番ギャグテイストの強い作品です。

内容は面白いですし、荒川弘さんでしたら多くの方が知っていると思いますので、もし一般的な会話で話題に出したとしても、相手方に共感を得ることが出来る可能性が高いので、話題作りにも利用出来ます。


レベル2「私立T女子学園/メリーちゃんと羊」(竹田エリ)
「生徒会役員共」(氏家卜全)

少し前の作品で、両作品とも基本的に「四コマ漫画」です。

四コマ漫画なのでサクサク読めますし、「起承転結」が上手に利用されていますので、自身の会話を魅力的にする構成にするために、一番役立つかもしれません。


レベル3「日常/CITY」(あらゐけいいち)

ギャグの内容は中々濃いのですが、絵柄のおかげか、アニメ化され多くの方に親しまれています。

アニメのほうが、頭に入りやすいかもしれません。


レベル4「超巡!超条先輩/左門君はサモナー」(沼駿)

サムネ画像に使用したマンガです。

「超巡!超条先輩」は、現在週刊少年ジャンプで連載中ですし、youtubeのジャンプチャンネルで動画化もされていますので、興味がありましたらそちらもご覧ください。


レベル5「ピューっと吹くジャガー/すごいよマサルさん」(うすた京介)

正直、好き嫌いがかなりはっきりする作品です。

私はかなり好きで、何度も読み返していますが、世間一般的には知名度があまりなく、仲良くなるまではこの作品が好きという話しはほとんどしません笑

今回、私がおススメしたのは上記ですが、人によっては

「銀魂」

などが刺さる人も多いと思いますので、まずはマンガ喫茶などで軽く立ち読みするのが良いと思います。

また、読者・声優さんによっては、アニメ版(声や動画)が良い方もいらっしゃいますので、そちらもサブスクなどでチェックすると良いでしょう。


ーーー

私は他の記事でもギャグマンガを紹介していましたが、これほど推す・アピールするのには理由がありまして、それは、

このカテゴリーは、単行本などが売れない。

のです。

バトルもの・恋愛ものは売れますが、ギャグ系は売れずオリコンランキングなどではめったにランキングインしません。

そうなると、

単行本が売れない⇒アニメ化など多角化も出来ない⇒作者さんの収入が増えない

という悪循環にハマってしまい、そして、

この状況が続くと、ギャグマンガ系を書いてくれる作者さんがいなくなってしまうかもしれない、という危機感があります。

私も気に入った・目に入った作品はなるべく購入していますが、もっと多くの方に購入して欲しいです。

笑いは健康維持にも良い影響がありますし、考えることも多いですから、小説好きな方も購入しましょう!

ただ、上記マンガは、電車の中など人が多いところで読むことは厳禁です笑


以前、少し違った視点でギャグマンガについてまとめた記事

も投稿していますので、お時間ありましたらこちらもよろしくお願いします。



★他のマンガ関連記事★


この記事が参加している募集

読んだ方に、何かしらのプラスを届けることをいつも考えています。少しでも「読んで良かった」と思われる記事を書きます!