【人事の仕事】若手社会人は早期リタイアを希望している【人事労務関連ニュース】
早期リタイア希望の20~30代男性は、7年間で倍増している。
その背景は何か?
というニュースを読みました。
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民間調査会社が今年実施したアンケートで、働く若手男性の早期リタイアの希望者が増えているという結果になった。
リタイア希望年齢について、20~30代の女性や、40代以上の男女はおおむね横ばいで推移しており、パーソル総研の金本麻里・研究員は「20~30代男性で特異的に早期リタイアしたいと考える人が増えている」と分析している。
とのことです。
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題名からすると、結構ショッキングなニュースですが、基本的には「無記名アンケートの結果」であり「実際にそういう行動を起こしているわけではない」ですので、そこを前提に考えなくてはいけません。
しかしまあ、上記については多くの社会人が思っているでしょうし、私も、出来るのであれば早期リタイアしたいです笑
とはいえ、どうしてこのような考えの若手社会人が増加しているのか、ということについては、きっちりと分析しなくてはいけません。
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その理由の一つが、「資産運用を行っている若手社会人が増えている」ということです。
これは、凄く良いことだと思います。
現在はNISAなど、若い人にも投資を手軽に行えますし、学校などでも若い人が投資について深く考えられる土壌が整いつつあります。
そして、お金を稼ぐことについて、様々な方法を身に着けていることがこれからの「不確かな未来」を生き抜くための重要なことでもあります。
老後など考えずに、一日一日を精一杯生きる
ということも重要ですが、私のように、追いつめられると力が出しにくい、常に何かしらの備えが必要という社会人も多いと思いますので、そのためには投資は必要です。
そして今回の結果で分かるように「早期リタイアを出来るような備え」をしている社会人の増加は、決して社会全体としてマイナスな事ではないと思います。
常に何かに追われているような社会は、健全だと言えませんしね。
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